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# 安倍川のブリジットバルドー
とある土曜、静岡に行った。最初に連れていってくれたのは、名物「安倍川もち」で有名なお店だった。「お店の人とのふれあいを期待しない方がいいよ」と言われたので、少々緊張して店に入る。風情のある店で、昔の商家のような造り。土間の奥に一段高くなった座敷があり、その壁には短冊がずらりと並んでいる。よく見れば短冊に書かれたのは有名人のサインだった。

注文の入ったもちをこね、丸くかたづくる。長年やってきた者ならではのリズムと迷いのない反復で黙々と作業するご主人。もちを待つ間、奥さんがいれてくれた茶を飲む。奥さんを見た時、ブリジットバルドーを思い出した。

やがて、餅がきた。柔らかくも弾力のある餅は大変おいしく、餅本来の旨味に熟練の加減を思わせる。さらにからみ、餡、きな粉、すべての加減が完璧で、出過ぎることも足りないこともない。

食べている我々からつかず離れずの場所から、見てないけど見てるような、聞いてるけど聞いてないようなたたずまいでご主人は座っていた。美味しい美味しいと食べる我々をぼんやりと感じているようだった。

店にあった灰皿はキセル対応の年代物。キセルだと、どう使うんだろうね、こうかな。などと話していると、ご主人が「そう、キセル。そこに灰を落として、こう使う」と、つかず離れずの位置から早口で淡々と教えてくれた。会話してるけど、相手を見るでもない様子から、はにかみ屋な人柄が伺えて好ましい。

再び言うが、奥さんはブリジットバルドーのようだった。大きな猫目、ぽってりとした唇、髪はボリュームのあるアップスタイルにまとめられ、体の女性性を司る部位は豊かに膨らみ、しかし全体として過剰な脂肪は感じさせない。今ですらこうなのだから、昔はさぞや目立つ存在だったに違いない。

しかしBBは自分の美貌をひけらかすでなく、媚びた態度は一切ず、ここで生きている。その在り方は、ここの安倍川もちの味そのもののように感じられた。そして、ご主人と奥さんにはどこか通じる雰囲気があった。
そこに流れていた空気を、あたしは今も思い出す。

安倍川のBB、いい。
餅、いい。
店、いい。
ご主人、いい。

また訪れたい。
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# 南下あるのみ暴走半島ノープランの旅
黄金週間ど真ん中。なんだか仕事をしてた黄金週間だったが、1回だけ思い切って放り出す。急なプランの相棒はN。「川のせせらぎが聴こえる緑深い山奥の温泉宿の角部屋で、ごろごろ何かを書いたり読んだりしたいーーー」。で、5月3日に宿探しを始め、始めた途端終わった。Yahoo!トラベルのGWの宿特集は5分更新で空室情報が更新される。しかし、ファンシーなペンションに異論を唱え、宿の立地に文句を言っているうちに空室はどんどん少なくなる。

もう、こうなったらパステルチェックの布団に花柄の壁紙、アメリカンカントリー調な白木の家具、棚にはうさぎのぬいぐるみがWELCOMEなんて木の札を持って鎮座し、壁にはポプリ袋がぶらさがり、なぜかペンション名は英語なのに平仮名の丸文字フォントで音引きが「〜」で表現されていたっていい。オーバーオールにチェックのネルシャツに温厚な顔をした宿のご主人を「○○パパ」と呼ぶのだって辞さない覚悟。小さな貸切風呂に「おふたりでどうぞ〜」とニヤニヤ送り出すのだけはやめてくれ、とは思う。相手が違う。

と、腹を据えた頃にはもう遅かった。そんな宿すら満室。まあ、いいや。で、翌朝集合し、エクセルシオールで行き先会議。全方向を検討した末、房総へ向かって暴走した。びゅんびゅん飛ばす。途中で休憩した時「よく平気だね」と言われるが、そもそもここ5年くらいNのバイクにしか乗ったことない。「だって、あたし、あなたしか知らないだもん」とブリッと答えたらカワイイのだろうか。いや、気持ち悪いだろう。でも、バイクは好きだ。乗ってて気持ちいい。渋滞でイライラ動く車をびゅんびゅん車を抜いて行く。風景はさまざまな線になり、音も太い線になる。空気は大きな固まりになって体にぐいぐいぶつかってくる。そのうち雨が降ってきた。

浜金谷に着いた頃には雨は本降りになっていた。ちょうど正午。フェリーに乗る人と空腹の人で、フェリー乗り場近辺はごった返していた。ふと物産店に立ち寄ると、ここが広い。しかも試食天国。当然、海産物が多いわけで、加工食品の瓶が並ぶ売り場で、小さな手のひらのいろんな部分を皿として使い分け、数種類の塩辛、海苔の佃煮を味見。この売り場の横にトイレへの入口があって手を洗って来られるという細やかな心遣いがうれしい。その後もタコ煎餅、エビ煎餅、菓子類等々いろいろ味見。悶絶。1周回った感想は「欲しい物だらけで迷っちゃう」であったが、本心でいえば「いい虫養いになった。落ち着いた」といったところか。近隣の回転寿司屋は長蛇の列で、物産展併設の食堂は趣味でなかった。さらに南へ進む。

以前、保田漁港の「ばんや」へ行ったことがあった。漁協が経営する食堂だ。次はそこへ向かったのだが、店の前に行くまでもなく満員なのは明らかで、店前には何かのライブの後のように人がうじゃうじゃいる。あっさり諦め、干物の試食だけして再度悶えた。さらに南へ進み、いろいろ廻るもいろいろ満員。結局、富浦の道の駅で並んだ末にごはん。最近の悩み事・今後の展望・何か満たされない毎日について話し合う。心は満たされずとも、腹は十分満たされた。そこにびわソフトまで入れて満たしまくり、館山へ向かった。

館山いいよなあ。なんだかホッとする。洲崎の灯台に向かった頃にはふたたび日が差し、頭上にはまだどんよりしてる雲がいるのだが、遥か彼方の太平洋の一部だけ雲の切れ間から日が差しこんで、海がキラキラ光っていた。夕方の太陽の光は黄身がかって柔らかく、手の届かないところにある光る海面の美しいこと。その手前を大小2隻のタンカーがゆっくりゆっくり滑っていく。もっとここにいたいなあ。朝の海も見たいなあと思う。「泊まりたいな」という会話を交わすも、通常意味深になるこの言葉に、この2人の間では全く言外の意味がないのが楽だ。

しかし、黄金週間。ファンシーなイラストが描かれた看板の宿すら満室で、館山をあとにした。日が落ちるとすっかり寒くなり、保田漁港の人工炭酸温泉に入る頃には体はすっかり冷え、炭酸温泉で血の巡りをよくしたものの、長くは続かなかった。行きに寄った浜金谷の店で土産を買い込み、内房の工場地帯の夜のカッコ良さに萌え、火力発電所の煙突から燃え立つ炎の美しさにみとれる。深夜、ようやく辿り着いた都内某所のデニーズで、デザートを食べるも、寒さのために手は震え、歯はガチガチ音を立てた。でも、とっても楽しかったので、またどこかへ連れてって欲しい。
| comments(0) | trackbacks(0) | 23:55 | category: 旅・旅・旅 |
# 道後温泉本館に入浴
度重なる買い喰いと饂飩食いを経て、港で一発キメ(フツーの喫煙)、フルコースで大満足の後、空港で3番目のメンバーMをピックアップした。“エム・ジョンイル”との評価も高いMは、我々がすでに道後温泉に立ち寄ったのを知っているのに、レンタカーに乗り込んだ途端「道後温泉に行きたい」と言い出す。4番目のメンバーHをピックアップするまでの時間は1時間もない。空港から道後温泉は車で約20分。しかし、ジョンイルがそう決めたら選択肢はそれしかない。まあ、見せてやってもいいだろうと思ったが、道後温泉へ行く=入浴だった。道後温泉本館の入浴は、さまざまなコースがある。しかも20分くらいしかいられないのに「この両方の湯船入って、休憩あるやつがいいよなあ」と言い出す始末。「でも、時間ないからねえ」と小さい声で言ってみて、入浴+休憩のセットに落ち着く。

昔ながらのタイル貼りのレトロな内風呂である。平日だというのに、裸の女がいっぱいいる。女湯だから当たり前だ。内湯の温泉の湧出口には浴場内最高齢であろうお年寄りが陣取り、打ち湯さながらに湯を肩に当てて恍惚の表情。温泉からフレッシュさが減るではないか!と思ったものの、いつかはあたしもそんな立場になるわけだ。我慢。湯に浸かりながら、ふと、男湯にいるMとKを思い浮かべた。ほぼ初対面で、いきなり裸の付き合いから始めるというのはいかなる気分なのだろう。すっかりメタボ体型で、今では勝手に自虐デブネタを披露するMだが、若かりし頃(20年前)は読者モデルをしていたイケメソだったらしい。

温泉としては至って普通。なぜ心落ち着かない休憩のために、なぜ色気たっぷりの浴衣姿をヤツらに披露しなくてはいけないのだと憤慨しつつ、大広間で10分以内の休憩をとる。時間があってのんびり読書でもできたら最高にリラックスできるシチュエーションだったかもしれない。温泉に対してはそこそこ好みがあるのだが、こういうベタな温泉情緒ってヤツも悪くない。惜しむらくは、窓から見る風景が街なかであること。そう考えると、惜しむらくだらけかもしれない。

汗を引かせ、三たび松山空港へ。そして、最後のひとりをピックアップの後、コンビナート内へ突入した。「見る人が見たら、この配管だけで、工場でやってることがわかるので」と企業秘密・撮影禁止だらけ。しかし、なかなか工場見学をする機会もないので楽しかったが、あたしの場合の工場萌えは外観の全体像かもしれないと思った。帰りの空港で不格好なデコポンが5kgで980円で売っていた。味見をさせてもらったところ、たいへん甘くて美味しく、背負って帰ってきた。
<松山旅行・完>
| comments(0) | trackbacks(0) | 01:13 | category: 旅・旅・旅 |
# 踊るうどん永木@三津浜
胃壁を槍で突いていた腹の虫たちの反乱はどうやら収まったらしい。では…「次は饂飩だ!」レンタカーの営業所のお姉さんに美味しい店を数軒教えてくれたのだが、そのうちの1軒に向かって車を走らせた。目指すは三津だ。松山空港の北には大手メーカーの巨大工場が並ぶ。つまり、工場萌えの光景が続く。空港にも近く、港にも近いという立地だからね。そのせいか飛行機はかなり高い稼働率である。

教えてもらった店は、「踊るうどん永木」という小さなお店。うどんが出るまでの間、玄米おにぎり(110円)を食べて待つ。大きな玄米おにぎり、美味しかった〜。
あたしが頼んだのは一番ベーシックな冷たい醤油うどん(470円)。コシの強いうどんは、不揃いながらのどごしもいい。単純に饂飩vs蕎麦でいえば蕎麦に軍配を挙げ続けていたあたしだが、こんな饂飩なら饂飩の勝ちである。いやはや、今まで食べた中で5本の指に入るだろう。Tが食べてた肉うどんも、想像よりはるかに風味豊かで、すごい美味しかった。正直言えば、一瞬激しく嫉妬した。





店に着いたのは12時前だったので運良く座れたが、正午を過ぎたあたりから混雑してきた。近隣の工場の関係者の方や漁港の関係の方かもしれない。B級グルメには一家言ありそうな男性ばかりである。隣に座っていたのは、その関係の出張族の人であろう。この店初体験の同僚とおぼしき2人に向かって、ここの饂飩の魅力を自慢げに語っていた。

饂飩を食べながら「今年こそは讃岐うどんツアーに出かけよう!」と決意した。また、松山に行くことがあったら、再び訪れたいと思ったのだが、ホームページを見ると、10年目を機に、店を閉店するとあった。しかも来月らしい。今、とっても落胆している。
| comments(2) | trackbacks(0) | 12:45 | category: 旅・旅・旅 |
# 瀕死の食べ歩き@道後温泉
ということで雨の松山紀行が続く。日本書紀にも登場するという日本最古の温泉、道後温泉が見たくて到着。ちなみに小学生の頃、なぜか「はじまり」の物語に夢中だったあたしは、ギリシャ神話や聖書をはじめ世界の神話や宇宙の図鑑を何度も読んだ。もちろん子ども用の本ね。その中で、日本書紀より断然、古事記派だった。今思い返しても我ながら趣味がいいと思うのだが、実はただ「コジキ」という音が好きだったのかもしれない。


「あのでっかい建物はなんだ?」と聞くと「道後温泉だよ。あれに行きたいんだと思ってた」と言われる。あれが道後温泉だとは知らなかった。地名じゃなかったのか。この風格ある三層楼の道後温泉本館は、明治27年の建築。


空腹で死にそうなのに、レトロ喫茶はなくファンシー喫茶ばかり。もっともレトロ喫茶でのモーニングなんていうのは探しておらず、脳内は海産物かうどんで占められていたのだが、到着したのは朝10時。そういう店は朝11時以降に開くのがほとんど。お互いに空腹だとイライラする性質らしい。朝食を食べてイライラを取り除いてからひとっ風呂と思っていたのだが、それは叶わず。


すでに温泉入浴したいという気持ちは消え失せ、ゾンビのように死んだ目をして街を徘徊すると、公共のテラス広場のような場所で、愛媛名物「じゃこ天」を発見。揚げたてアツアツのじゃこ天を齧ると、力強い魚の風味が口いっぱいに広がった。うまい!チラリと前を見ると、道後温泉の地ビールも。地ビールとじゃこ天、最高の組み合わせに違いない。しかし、車で来ているので断念する。これから仕事だし、そういえば睡眠時間ゼロだし。残念。


1つのじゃこ天は、ここまで人を幸福にできるのだ。機嫌をよくした我々は、次は「坊っちゃん団子」を食べることにした。「坊っちゃん団子」とは、本来は赤餡と白餡の団子を三つ串に刺したものだったが、当時これを売っていた茶店はもうない。今では色の違う団子を3つ串刺しにしたのが一般的らしい。ちなみに、上から抹茶・卵・小豆だそうだ。とwikipediaが言っていた。ついでに、いろんな会社で出しているが、うつぼ屋の団子が一番出回っているらしい。この坊ちゃん団子を食べたいはずだったのに、結局、「一六タルト」で有名な一六本舗の「マドンナだんご」(1本95円)を食べた。こちらはイチゴとミルクとカフェオレと洋のテイスト。甘いけど、坊っちゃん団子より見た目がかわいいので許す!
| comments(0) | trackbacks(0) | 11:54 | category: 旅・旅・旅 |
# 路面電車@松山
松山へ行った。今回の同行者はKの弟君T。


空港からは先導車がつく。恥ずかしながらVIP待遇である。ヒマそうな路面電車の停留所オジサンが先導車を舐める様に眺めていた。うれし恥ずかしVIP待遇。うそである。


路面電車がいい。数少ない新型車両より断然こっちに軍配があがる。橙色とクリーム色の配色、その両色を単独で見た場合もレトロ感がある。Y(イエロー系)が強いとレトロ度は増すのか。アジア系女子に美白が流行る理由はこのあたりにあるのだろう。


SLを模した「坊ちゃん列車」も走っていた。ダークグリーンと赤の配色って結構好き。ドイツ・ミュンヘンのクラウス社で作られたものを伊予鉄道が輸入して使っていたそうだ。これが小粋な舶来志向なのか、それとも当時は輸入物が多かったのか、そのあたりは未確認である。明治21年から67年間走っていたのだが、これは日本最古の軽便鉄道であり、民営鉄道としても政府資本日本鉄道、阪堺鉄道に次いで3番目という古い鉄道である。ちなみに67年間で廃止。その後、この列車を復元したのは2001年10月のこと。復元後は環境問題を考えてディーゼルに転換している。そりゃそうだ。しかし、蒸気機関車の音色や煙は擬似的に再現している。坊ちゃん列車の車両は2両あり、1両は明治21年製の1号機関車、もう1両は明治41年製の14号機関車。写真は後者で運転席正面窓と煙突、蒸気溜加減弁の形が異なるそうだ。坊ちゃん列車の詳細はコチラで。


坊ちゃん列車のショップもあった市電の道後温泉駅。坊ちゃん列車は親しみやすくキャラクター化されていて、和製機関車トーマスのようだ。たくさんの商品があるにも関わらず、ひとつも購買意欲がくすぐられなかった。観光地の土産物店はおとなのための本格土産という分野にもう少し力を入れてもいいのではないかと思う。

パリでは2006年12月に路面電車が復活。日本の地方を含めた世界各地で路面電車が復活しているという。観光面と環境面を考えての復活だろうが、いいことだと思う。
| comments(2) | trackbacks(0) | 10:41 | category: 旅・旅・旅 |
# 愛のスターフライヤー大作戦
先ほど、結婚紹介所に入会していた友人から「昨日、入籍しましたー」というハートいっぱいのメールが来た。これは本当にうれしい。あたし自身はいまだに結婚とは縁遠い心持ちなのだが(心持ちのせいにしてみた)、友人が数年(長かった…)の目標を達成したこと(それは達成という言葉が本当にふさわしい)に素直にエラいと思い、あたしはこの数年、何をしていたのかと我が身を振り返ってみた。何もありゃしない。彼ら、しばらくは北九州と大阪の遠距離婚で、夏以降に大阪で一緒に生活し始めるらしい。遊びに行くぞー。

さて。北九州・大阪・東京とくれば何か。もう、スターフライヤーしかないでしょう。乗りたい乗りたいと思いつつ、北九州にも大阪にも行く用事もなかったので乗る機会がなかった。厳密には昨年、大阪には行ったのだが、スターフライヤーが関空に就航する数日前のことだったのだ。





真っ黒な飛行機スターフライヤーー。機体はA320。飛行機のことはよく知らないが、このサイズ感は好きだ。日程調整やら時間の変更で毎日サイトを見ていたら、うっかりモデルプレーンが欲しくなったが、危ういところで耐えた。スターフライヤーのデザインは、「PINO」等の開発で知られるロボットデザイナーの松井龍哉氏。海外の航空会社のカラリングは萌えるものがあるが、黒一色もいい!クール!まったく気が付かなかったが、主翼のウイングチップと垂直尾翼はポートサイド(左側面)が黒、スターボードサイド(右側面)が白の塗装らしい。

また中は、通常170席(ANAでは166席)のところを144席にしているので、比較的ゆとりがある。それよりも黒の本革張りのシートがよい。プレミアムシートに座っているかのような心地よさ。座ったことないけどね。可動式のヘッドレストにフットレスト、各席に液晶モニターが付いている。AC電源全席設置。緊急時の際の説明映像すらかっこよかった。いろいろあるらしいので、詳しくはこちら

ドリンクはミネストローネが有名だが、あたしはコーヒーにした。コーヒーはタリーズ、おまけにオリジナルのカレ・ド・ショコラ付き。ビターチョコでコーヒーによくあう。飛行機に乗っていると、機内食はいうまでもなくドリンクサービスでも家畜感があるのだが、それがない。ドリンクについてもいろいろあるので、詳しくはこちら

帰りは荒天のため、いろいろなサービスが受けられなかったけど、非常に満足。なかなか乗る機会がないくせにマイレージ会員になってみた。マイレージの会員証は仮会員証かと思うペラペラさだったけど許す。乗ったのは3月だったので、Wアクセスキャンペーンといって、羽田からの京急の乗車券と関空からの南海のラピート特急券もついていた。少々、移動距離が長かったかもしれないけど、片道8800円は安かったなあ。

関空も素敵だし、関空から海を渡って移動するところも好きだし、なんばまで行く途中に蛸地蔵っていう駅もあるし。そんなに行ったことあるわけじゃないんだけど、新幹線でいきなり新大阪に行くより好きなんだよなあ。あの路線の風景が、あたしの地元に似ているからなのかもしれない……。それってどうなんだろう。

ともかく友人の結婚により、まだまだ大阪に遊びに行けるのでうれしいな。スタフリャマイレージを貯めてやる。

★今なら「スターフライヤー“N705i amadana 便”」キャンペーン中ですよ。N705iにはamadanaデザイナー鄭秀和の兄、テイ・トウワが収録されてんのね。へえ。まさかテイ・トウワのことを鄭秀和の兄と紹介する日が来るとは!
★外苑前でEsquireとのコラボカフェがオープン中。コンランショップとのコラボ商品もあるよ。
★6月にはGQ JAPANプロデュースで、HUGO BOSSとのコラボ便も出るよ。

がんばるなあ……。


あたしの初恋の人ダースベイダーにちょっと似てる南海ラピート。


関空の南海の駅前。白い提灯にカタカナで世界の就航地の名前が。誰から誰に向けているものなのか不明だが、このベタさに愛ある失笑を贈る。
| comments(0) | trackbacks(0) | 23:36 | category: 旅・旅・旅 |
# 若者対決 宇都宮vs高崎
宇都宮と高崎。あたしの中では北関東の繁華街という接点がありながら、その雰囲気はだいぶ違っていた。今回、宇都宮は昼から夜にかけて、高崎は夜の一瞬の下車しか見てないことを最初にお断りしておきたい。ちなみに高崎の昼は数年前にクルージングしたきりだ。

と、大上段に構えてみたものの、この調子ではいっさい書けないことに気づき、以下、トーン下がります。

宇都宮の若者のファッションはあまり特筆すべきことがない。普通だ。たまに服飾デザイン専門学校の学生的な凝った服装の子を見かけるが、頑張っている割にはバランスが悪いなあという程度か。しかし、高崎はすごかった。駅のあっち側とこっち側を繋ぐ改札前の通路には男子ばかりのグループが3〜4。高校生くらいなんだろうなあとは思うのだが、すでにオッサンの風格が漂う。全グループ、いずれもヤンキーファッション。髪型はアイパー、ツンツン、丸刈り等いろいろ。全員黒のナイロンジャンパー。あれ、なんていうんですか。スカジャン?襟元にはボア付き。ドカジャンか?和柄で昇り龍とか鯉とかとかではない。背の部分に金色で「V.I.P.」とか(人のネタ拝借)、とにかく“俺ってスゴイ”を自己申告するような文字。で、ボトムは黒のスウェット。全員がそれを茶色のブーツイン。全員セレクトしているアイテムは微妙に違うのに、トップスにドカジャン黒、ボトムスにスウェット黒、足元は茶色ブーツはまったく一緒。180cm・90kg台の割合が高い。高崎の悪いヤツらはみんな友達♪と歌いそうなMC DEBUがいっぱいいる感じ。全員で道の横幅いっぱいに歩いて談笑したり、立ち止まって円陣をつくり美味しくなさそうにタバコを吸いながら談笑。かわいらしかった。なんで宇都宮とこうも違うんだろう。
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# 粗雑さに満ちたバスでの睡眠
旅行に出ない限りバスに乗る機会はほとんどないのだが、寒い夜のバスの車内には独特の雰囲気がある。ブーンブーンと前後左右に刻まれる、少々乱暴な車体の揺れ。スプリングの悪い座席はギシギシとした座り心地で、貼られた生地は硬く、撫でても滑らかさをまったく感じない。車内は古いものの匂いと排気ガスっぽい匂いで包まれている。そこに座席の下方から荒い温風が吹き出し、あれはどちらかというと熱風に近く、ふくらはぎあたりがヒリヒリすることもある。明るく一本調子な車内アナウンス。薄暗い蛍光灯の明かり。すっかり暗くなった外を覗き込むと、明かりなんてほとんどない中を走るので外の景色は何も見えず、窓に映るのはただただ湾曲した自分の姿だけ。車内に貼られた広告に目をやれば、興味を惹くようなものは何ひとつない。さまざまな粗雑さが、旅の疲れで重くなった体をさらに投げやりにする。

最初はこの旅の行く先々でかき集めたたくさんの資料に目を通したりしていたが、いつの間にか深い眠りに落ちていた。バサッという音がして目を覚ますと、軽く傾斜になった通路の進行方向に向かって、資料が流れているところだった。あたしの前の座席に座ったKと一緒にかき集める。周りを見れば、いまだ乗客は2人だけ。車内には相変わらず朦朧とした粗雑さが漂う。朦朧としているのはバスではなく自分なのか。資料をバッグに入れた記憶を最後に再び深い眠りに落ちていたようで、Kに声をかけられ、終点の中之条駅に着いたことを知った。この間、20〜30分。ぐでんぐでんに体から力を抜き、深く息をして睡眠をとっていた。

ここまで書いて、そういえば高崎から上野までの高崎線に乗っている間も、こんな心持ちで寝ていたなあと思い出した。バスだけではなく高崎線も、シートの質や座席下からの熱風の吹き方はそんな感じ。長時間ゆるい乗り物に乗って、心地よく疲れた体を携えて帰路につく。あの感覚が本当は好きなのかもしれない。
| comments(2) | trackbacks(0) | 21:49 | category: 旅・旅・旅 |
# 四万最後の湯と和モダン
まだまだ懲りずに続く四万紀行。積善館の風呂を堪能した我々は、おうちに帰らなくてはいけないことに気づく。しかし、あと一湯はいりたい。そこで、帰り道途中にある町営の清流の湯へ急いだ。急いだといってもバスはないので、20分以上てくてく歩いた。15時前後の四万たむらでは、何組かの宿泊客を見かけたが、それ以降はやっぱりあまり人気がない。

柏屋がカフェをやっているというので、視察しに行って来た。その後、四万の有名旅館(四万やまぐち館や柏屋など)の前を通って外観だけ見学したり、雰囲気の良さそうな旅館に立ち寄ってパンフレットをいただいたりしてきた。で、価格帯とサービスのことや、旅館のリニューアルのこと(猫も杓子も和モダン化)などなどを語りながら歩く。

そうそう、地方観光地における“和モダン”現象は終わる気配を見せない。あれは、ひと昔前に流行った、料理が不味くて量が少なくて皿がやたらでかい和風創作料理屋を思い出すんだなあ。でも、地方の和モダンはどっちかというと、これもひと昔前に増えまくった居酒屋価格で安普請で必ず店名は丸っぽい墨文字で書かれているチェーン創作料理屋のようなものかもな。ここにしかないものではないし、ここでなくちゃダメな理由もない。むしろ避けて通りたいくらいのところだよなあ。悩みのタネである。

と、話はそれまくっているのだが、そうこうして辿り着いたのは町営の温泉施設「四万清流の湯」。21時までやっていて500円。さすが町営。地元の人もいるようで、脱衣場はそこそこ混んでいた。そして朦々と煙って前が見えない大浴場につかり、寒い露天に浸かる。露天から川の流れが見えるわけではないが、川沿いのロケーションは割と恵まれている方ではないか。しかし、さんざんいい湯に入って来てしまった我々には湯そのものに不満だった。空腹ゆえの短気もあり、短時間で退散。バスに乗って中之条駅に向かったはいいが、電車がないので駅前で生ビールを2杯ほど飲んで時間をつぶした。
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