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# 実録!! オヤシラズ武闘派<乱闘篇>
どんどん痛みは増す一方で、その痛みは半端じゃない。どこでも寝付け、熟睡できる自分が1時間ごとに目を覚まし、どうしようもなくなってベッドの上で体育座りで膝を抱え、死んだ魚のような目で過ごす日々が続いた。数年に1度しか発熱しないのに、39度前後の熱が続く。たまに薬のおかげで7度台に下がることはあっても、それは力技でねじこんだ一瞬の出来事で、再び熱は戻ってしまう。口は開けられず、食べ物は食べられない。が、体重が劇的に減るわけでもなし。なぜだろう?なぜかしら?

抜歯から3日後、薬の追加をもらいに歯医者に行き、見てもらう。消毒してもらった後に先生が呟いた。「ドライソケットね」。ドライソケット!週末の間、熱で一日ごろごろしている間、あたしはベッドに入っていろんなサイトを見ていた。歯科医がみんなの質問に答えてくれるサイトの“親知らず”の項目は隈無く見て回り、さらには2ちゃんの親知らずスレまで覗いた。余談だが、親知らずスレは伸びがよく、全国に親知らずで苦しむ2ちゃんねらーがリアルタイムでこんなにいるのか!と、非常に心強く感じたものだ。で、話しを戻すとドライソケットとは、親知らずネタに必ず出て来る不吉なキーワードであった。通常、親知らずを抜いた後は血餅というのができ、かさぶたのように抜歯窩を覆うはずなのだが、出血が足りなかったりうまく血餅ができなかった場合、歯槽骨が露出し、強い痛みを伴うというものなのだ。ううう。ドライソケットめ。

その後も熱と激しい痛みに悩まされた。1日1定量の痛み止めでは、生きていけない。職場では痛みのあまり突っ伏してしまうし、家から会社までの40分が気が遠くなるほど長く感じられる。行きはいいのだが、帰宅時は家に辿り着く気がしない。タクシーで帰宅してしまおうかと何度も思ったが、けっこうな額になるので我慢した。

寝ても痛みですぐ目が覚める。寝るたびに悪夢にうなされる。出口のない何かどこかを手探りで進みながら、進めば進むほど余計に絡みとられていくような夢を連日連夜見た。絡まりながら「本当は出口がわかってるのに!」という焦燥感がいつも募る。それなのに、焦りと苛立ちばかりが前に立ち、その出口とやらが何なのかというアイデアはまったく頭をかすめもしないのだ。目覚めれば、大汗をかいている。

さらに3日後、汚い話で恐縮だが、飲み物を飲もうとすると、飲む前に口の奥からドロッと膿がでてきた。そのたびにトイレに駆け込んで吐いてうがいをし……というのを繰り返した。気持ち悪いのだが、排のうしているということは、熱の逃げ場も出て来たも同然。快方に向かっていると思ってもいいのではないかと思った。圧迫されたようなキリで突かれるような痛みが耳の奥と側頭部に続いていたが、あたしは勝ったのではと思った。しかし、油断はできない。このわがままな新参者の患者は病院に電話をし、現状と、とにかく痛み止めが効かないと訴えたところ、先生は今のより強いものだと座薬しかないという。
そこで萎えた。あいにく、生理初日まで迎えてしまったのだ。間違ったところに座薬をぶちこんだら、素晴らしき自己破壊活動になってしまう。よく考えたら翌々日は歯科医に会う日だった。残念ながらファンファーレ・チョカリーアのチケットを無駄にして、治療に専念することにした。これは今考えると、欲望に流されがちな私らしからぬ英断だった。

そして、抜歯から7日目。すっかり弱気になり涙まじりの声で病状を訴えるあたしを見て先生はおっしゃった。「かなりよくない状態にあるので、大学病院でまずは点滴をしてもらった方がいいでしょう。すぐに連絡をとりますけど、場合によっては入院するかもしれません」。この朝、顎の腫れは下に降りてきて、実は首を圧迫し始めていた。もう、この行き先は縊死だ。窒息死。自分では、膿が気持ち悪くてペッペと吐き出し、唾液を排除したことで喉が乾燥してると思い込んでいたのだが、そんな簡単なもんではなかったのだ。抜歯してくれたのは普段、大学病院の口腔外科で勤務している先生だった。その先生に会うべく、一度家に戻り、点滴となると時間がとられそうなので、ひと仕事してから出かけた。精神的にはかなり悲観的になり、肉体的にはたいへん苦しいのに、なんだか呑気。
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# 実録!! オヤシラズ武闘派
<1日目・親知らず、飛び立つ>
朝起きたら、肩が痛かった。凝りがだいぶひどくなっているようだ。まあ、4日間で30時間エコノミークラスにいたし、何だかかんだで荷物も重かったので当然か。昼過ぎに近所でほぐしてもらった。その後、一度帰宅し、歯をしっかり磨いて決戦場へ赴く。本日は、いよいよ親不知を抜く日なのだ。

親不知に初めて苦しんだのは、もうだいぶ前の話。歯茎の腫れを引かせてから抜歯という流れは決まっていたのだが、腫れが引いて抜歯予定日の間に再び腫れやがった。よって抜歯は延期。その後も歯茎は腫れたがっていたのだが、薬でなだめすかして、この日に至った。
「あら、また腫れた跡があるけど、もう大丈夫ね」と、女医さん。麻酔を歯茎に打ってくれた後、口腔外科の若い男の先生に代わる。

「じゃあ、まずは麻酔が効いているかテストしますね」と男医。ガリガリやって、大丈夫だとか痛いとかフガフガ伝えると「もう少し、麻酔を打ちましょうか」ときた。そんな作業の最中、院長である女医が「まだ××××してないわよ」という。××部分は聞き取り不明。あ!という顔をした先生が慌てて座席のリクライニングを起こしてくれて「では、もう進めてしまいましたが、まずタコさんが今日何をするかお話ししますね!」という。名前は忘れてしまったが、歯茎の随分下の方(顎骨の方?)を通っている感覚神経と歯の根っこが強いので、仮に触れて傷つけた場合に、そこの感覚を失うケースがあるというのだ。外から顎を触っても、何かが触れている感覚は失われる。「それって、もう治らないのですか?一生ですか?」と尋ねると「そうですね。でも、100人に1〜2人ですから大丈夫ですよ」。理屈が通ってなくても納得できてしまう方なのだが、納得できないまま力なく笑顔を返した。

いよいよ始まった。若い先生は頭はよさそうだが経験が乏しいのか、ちょっとルーズでお茶目な性格なのだろうか。一生懸命、抜歯に集中するあまり、銀色の治療器具が口内の別なところにあたったり、口を飛び出して頬に向かって転がってきたりする。おそらくペンチ状のものだったのかなあ。笑いをこらえるのに必死だった。そのうち先生の「あ、素直に抜けてくれそうですねえ」との声がしたかと思うと、「あ!」という叫び声と同時に、親知らずはあろうことか、あたしの左顎下から顔を横断して右の顎を経て首筋から首まわりの後方を周回してきた。血まみれのまま。暴れん坊よのう。

腫れのピークは2日後だが「あまり腫れないかもしれませんね」とお墨付きをもらう。ロキソニンと何かを処方してもらい、無事に帰宅。口中血だらけで血の味がするが、直ると思えば別に良い。こんなんで済むなら早くやっとけばよかった!と思った。

しかし、異変は夕食前に起きたのだった。「だんだん冷えてきたね」と母と言い合い、ちょっと着替えたのだが、長T、トレーナー、パーカー、ダウンまで着込んでも寒い。
下もタイツ、スパッツ、スエットを履き込み、靴下は登山用の厚手のまで引っ張り出したのに寒い。首にいろいろ巻いてみるが寒い。家族に嫌がられながらそのまま食卓につくも、脂の乗った秋刀魚を前にしても箸はなかなか進まず、中座して床に就いた。確実に発熱している。

数時間後、一度熱を下げたので、先ほどの秋刀魚の続きを食べた。やっぱりしっかりした奥歯の1本でも抜くと、バランス崩して熱くらい出るもんなのねーとか思っていたが、今から考えると、驚くほど能天気だった。

<2日目>
午前中歯医者に行って、昨晩悪寒がひどかったことを告げた。想定内のようだった。院長先生が「思ったより回復が早いわね」と呟いていた。この日は午後から、morioさんとしきはんさんの「はりたま展」へ行った。このことはまた別途書くとして、たいへん素晴らしい針穴写真を堪能しきって戻ってきたのだが、数カ所徘徊の後、帰宅し、また発熱。38度7分。この日より痛みのために夜はほとんど眠れなくなる。発熱も38度後半〜39度前半を行ったりきたりし、左頬はまたもエースのジョーのような腫れ上がりっぷり。リンパ腺まで腫れているのか、唾を呑み込むのもたいへんで、左耳の奥は常に針で突かれているような痛さだ。口も開けられず、食事は流動食しか食べられなくなった。

<3日目>
一日中痛く不快。熱もあるので外出は素直に断念し、一日中寝ている。読書しながらとかではなく、薬のせいか本当に寝ているだけ。たまに痛みで目が覚める。あまりの痛みに起き上がってから何もせず、ぼーっと座っている。おそらく目の焦点は定まっていない。相変わらず物も食べられないが、そもそも食べたいという気持ちがない。空腹も感じない。

続きはまた。


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# 露出の品格
ちょっと忙しいだけで目がまわり気味。幸いヤル気だけはある。

職場で「ポーニョ、ポーニョ、ポニョ」と歌いながら誰かが近づいてきたり、コピーをとりながら「ポーニョ、ポーニョ、ポニョ」と歌ってる人間がいる。最初はそれを聴いて、ドッと疲れが出たのだが、もう数週間ですっかり慣れた。むしろ、歌っている人間がかなり疲れていることが多いことにも気づいた。少しだけ優しい気持ちになった。あたしも一人になった時に「ポーニョ、ポーニョ、ポニョ」と口ずさんでみたのだが、心身ともにリラックス作用があるみたいだ。しかし今週「お腹がポヨポヨしてさ…」と母に喋っていたとき、母が俊敏としかいえない反射神経で「ポーニョ、ポーニョ、ポニョ」と歌い出したのには脱力した。「なにそれ?」「ポーヨ、ポーヨ、ポヨ…」。そして今朝のワイドショーを見てたら、北野武が見事にポニョのイメージをすり替えてくれていた。俺のポニョ。まあ、みんなそう思ってたかもしれないのだが。で、それを受けて、知人男子が「俺のはポニョと呼べないよ」と言っていたが、あれは自慢なんだろうか。自嘲と誇りのポニョ。語感も今の気分にあっているのかもしれない。今の時代に合うのはやっぱりラピュタなんて語感じゃない。ポニョなんだろう。と、宮崎作品をきちんと見たことないあたしが言ってみる。その他、露出の品格について、貴重な異性の意見を拝聴する。

今朝はayanoちゃんに電車の中でバッタリ会った。バッタリ会うのは何度目だろうか。運命の人は、二十年以上の付き合いの同性だった。

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# 鉛筆のキャップ
会社と家で考えごとをしてながら紙にぐちゃぐちゃ書く時に、鉛筆をよく使う。どちらもSTAEDTLERの2Bなのだが、数独用はトンボ鉛筆だ。理由はない。強いていえば本気で真剣な時はSTAEDTLERなのかもしれないが……と思ったが、数独の真剣さは普段の考えごと以上かもしれない。同じくSTAEDTLERの製図用のシャーペンも使うが、どうしてもやっぱり鉛筆が好きなので、外に出る時だけシャーペンを連れていくことになる。でも外に出ていながらぐちゃぐちゃ書く時には、ノート用に黒い太い国産のボールペンまたはペリカンの太いボールペン、その他大好きなぺんてるのサインペンを連れて行く。ペリカンのボールペンはノートの上を滑らかに進むのだが、いかんせん文字量の多い自分には不向きで、あっというまにインクがなくなる。で、替えの芯がけっこう高いのが悩み。やっぱり廉価な国産ボールペンがいちばん向いてるのでしょうな。こうして、またしてもSTAEDTLERのシャーペンは鎮座するのみになる。

本当はいつもの鉛筆を持ち歩けば、それに越したことはないとわかっている。先日、近所のハンズの文房具売り場を散歩していた時に、鉛筆のキャップを探そうと思い立った。しかし、ニューヨークヤンキースやキャラクターのプラスチック製のものしか見当たらない。ごくごく普通のシルバーのキャップでよいのだが、ない。売り場の店員さんに尋ねると、シルバーにピンクや紫やブルーに着色したものが見つかったが、単にシルバーのものは品切れだという。

以来、また鉛筆持ち歩きは諦めたままだったのだが、先ほどこれを見て、いいかもと思っている。クリップ付きだしキレイだ。でも、きっといつまでたってもあたしの鉛筆は剥き出しで机のペン立てにささったままのような気もするのだけれど。
| comments(0) | trackbacks(0) | 10:22 | category: その他 |
# iPhoneと白い犬でモテ女
で、iPhoneを買った話は職場でも控えめにしてたのだが、今日は何人かにその話をした。すると、職場で周りに人が集まってきた。とにかく一度触りたいという。
「あたしを触ってからiPhone触りなさいよ!」というモテ女的な(どこかだ?)ベタベタのセクハラ文言を考えていたのだが、いざ「iPhone触りたい」と言われると「タコちん、愛してる」と言われたかのような錯覚を覚えるくらい、あたし=iPhoneな気分。

で、みんながさんざんGoogleのマップやらYouTubeで遊んでくれたおかげで、充電があっという間に切れた。「毎日触らせて」というので「別にいいよー」と言う。で、机上の白い犬人形にも気が付いて「これ、いつも机の上に置く?」というので「置いといてもいいよー」という。でも、これらもおっさんだったりするのだが、好きなおっさんは大歓迎だ。

iPhoneが気になってる中年男子は多い。しかし、高額払って何ができるのだろうというところで躊躇している人も多いし、それ以前に「softbankにしたくない」という意見が根強い。あたしも東京デジタルホンを経てドコモに日和って、その後、vodafoneと2台使いをしてたのに、softbankになった途端にそっちを解約した。大企業のはずなのに、なんでこんなにブランド力が弱いのだろうか。あたしにとってはSBホークスはいまだにダイエーである。さすがに南海とは言わなくなったものの。では、ダイエーや南海にブランド力があるかといえば、そりゃまた微妙。そんな状況下でiPhoneを買えたのは、やっぱりapple主導で、appleブランドにsoftbankが頼ってる構図、つまり「apple>softbank」だからかもしれない。購入当日「充電器もうひとつ買いたい」と言ったらショップの人が「AppleStoreで買ってください。Softbankでは何も売らせてもらえないんです…」と答えた。その時思わず「でしょ?ですよねー」と言ってしまうほど、キャリアはsoftbankでも心は常に林檎なのだ。

MNP(ナンバーポータビリティ)の手続きをsoftbankのショップでしたのだが、softbankのショップからかけたドコモの担当者はとっても感じがよかった。切り際に「ぜひまたよろしくお願い致します」というので、softbankショップにいるにも関わらず「いやいや、是非ともこちらこそ」と訳のわからない応答をしてしまった。そして、家にはさっそくドコモの「おかえり特典」の封書が届いた。3年以内ならば、ドコモポイント(8000円以上貯まってた)とドコモプレミアムステージを復活、さらに半年以内ならば、i-modeのメアドまで復帰できるという。意外にいいやつだったのね、ドコモ。なんだか別れた男から「俺は待ってるから」と言われた時のような胸キュンかつ優越感を味わった。いずれにせよ、主導権はあたしにあることが心地よい。
| comments(4) | trackbacks(0) | 01:40 | category: その他 |
# iPhoneを使ってみて
さて。長年使っていた携帯が、フル充電してもメール5通であっという間に充電切れを迎えるようになった。電話を1通話すると残りのパワーはメール2通受信+1通送信がやっと。こりゃやばいってんで、週末を待ち、うひひとようやくiPhoneを買ってきた。

うちの近くのsoftbankのショップに電話した。「iPhone欲しいんですけどー、もう在庫けっこうありますよね」「はい…機種によっては」「じゃあー、16のブラック!」と、当初一番品切れの多かった機種をリクエスト。「……お客様は新規ですか?機種変ですか?」「新規です」「少々お待ちください……(30秒経過)数台ございます」「じゃあ、伺いますね。ところで新規と機種変だと、扱い違うんですか?」「在庫の少ない機種に関しては、新規の方を優先しております」手に入るのはうれしいが、こりゃダメだろsoftbank。

デジタルディバイド的にも最底辺にいるであろう我が地元。ショップに行って20分ほど待っている最中にsmartとオレンジページを読み尽くす。ようやく呼ばれて「iPhoneくださーい」と言うと「先ほどお電話いただいたお客様ですか?」と言われた。そして説明を受けた。すると「Wホワイトプランに入れ」という。そういう抱き合わせ商法が多いと聞いていたので、ごねたものの、じゃあやめるというのも面倒で、1か月限定で入った。来月からWホワイトプランをやめる設定にまでしてくれた。ここはsoftbankのショップながら、直営ではない。いろいろあるんだなあと思う。さらにはIP電話の加入まで薦められた。「家から電話しないし、skypeもあるし、あんまりいらない」と言ったものの、説明を受けるだけでいいからという。「『IP電話って何ですか?』くらいしか聞くことないし」と言ったものの「それだけ聞いて入らなくて全然いいですし、電話かかってきて『入る気ないです』でもいい」と言うので、書いた。いろいろあったものの、割と円満に進み、ご褒美に喋るお父さん犬の人形をもらった。わーい。ちなみに買ったのは16の白だ。

翌々日、Apple Storeに行き、ケースと保護フィルムと職場用の充電器を買った。「携帯なのに、ケースないと怖くて携帯するのも不安だ」とAppleStoreの人に言ったら、「あれ、壊れそうに見えて、意外に強いんですよ。日本で売ってる型ではないんですが、車に轢かれても壊れなかったって話もあるんですから」という。すごい。だからと言って、試しに落としてみるなんて真似はできないが。

で、結局、週が始まると存分にいじれず、今日に至る。この数日で起きたトラブルはメールを打っている途中に文字変換が重くなったなあと思うと途端に落ちることがあるのと、パケット通信が使えなくなることがあること。後者はスリープボタンとメイン画面に戻るボタンを同時に長押しすることで解除された。前者は「ありえない!」ほどのことらしいのだが、Mac使いからすると「Macっぽいなあ」と苦笑してしまう。Mac使いはMacに対して甘いのだ。「手がかかる子ほどかわいい」とmorioさんが言っていたが、まさにそんな感じで、かわいくて仕方ない。そんなかわいいヤツと四六時中一緒にいれるのだから、幸せだ。iPhoneをいじっていると、初めてPerformaを買った時の楽しさが甦る。買う前にいろいろ質問をぶつけさせてもらったmorioさんには感謝だ。また、dotちゃんという、非常に身近な人間がiPhoneユーザなのも心強い。発売と同時に買って、試行錯誤を繰り返した見知らぬユーザたちのまとめサイトも本当に役に立った。ありがとう。

「iPhone見たい!触りたい!」と言ってる友人がいる。「iPhone持ってたらモテるかもね。iPhone目当てで寄ってくる男がいるに違いないぜ」とふたりで馬鹿げた話をしていたが、寄ってくるのは職場のメカ好きのオッサンだけで、毎日本気でうんざりしている。また、実際にはiPhoneよりも喋る犬人形の方が人気があり、そっちに反応する人の方が多いのだった。あたしの犬は、同僚と一緒にランチタイムにお出かけしたりしている。今週末はようやくアプリやら何やらをいじろうと思う。きちんと整理してなかったアドレス帳も、この際、きちんと整理しよう。随分使ったiBookG4の調子も大変よくないのだが、もう少し頑張って生きていてくれよー。金ないんだから。
| comments(6) | trackbacks(0) | 09:48 | category: その他 |
# お盆に暗躍した祖母
7年くらい前だったか。いつの話か忘れてしまったが、まだ祖母が生きていた頃、うちに盗人が入り、現金20万円ほど盗まれたことがあった。店のシャッターを開けて入ったらしい。いつのことだか忘れてしまったので、あたし自身も何をしていた頃だか忘れてしまったが、現場検証やら刑事が来たとか、何やらはまったく覚えてない。ただ、その夜、母に「泥棒が入った」と言われ「えー!」と言ったのは覚えている。そんな気がする。

泥棒が入ったのは店のある方だった。店があり、その裏に祖母が住んでいた。店の奥の戸の向こうに、祖母が住んでいた和室がある。昔ながらの商店の造りだ。現金は、その戸の向こうに置いてあった。店の裏にも出入口があり、この泥棒に入られる直前にカギを壊されかけ、裏のカギを補強したばかりだった。泥棒は、大胆にも祖母の寝ている部屋から現金の入った袋を取っていったわけだ。「まあ、祖母に何もなかったのが不幸中の幸いだよ」と、みんなで話していた。当時、耄碌し始めていた祖母は、みんながそう話しているのを「あら?あたしのこと話してるの?」という感じで、ニコニコしながら眺めていたっけ。

で、先日、その犯人が捕まったという。都内の離れた警察署の刑事がうちにやって来たらしい。それによると、捕まったのはチンピラ風情の男で、泥棒の常習。それで食いつないで生きているような男らしい。今回も、その離れた街の住居に侵入して逮捕された。

たくさんの余罪がある。「でも、なぜだかお宅の件だけは、ずっと言わなかったんですよ」と刑事が言ったらしい。なぜなのか。誰かが寝てたことは、泥棒も気づいていたらしい。寝ていたのが、気性の激しい父やあたしだと「なんだ!てめえは誰だ!」となり、手当たり次第に椅子やテーブルを投げるなどして、結果的にもっと大きい事件になっていたかもしれない。しかし、仏壇があり遺影のある部屋でひとりでおり、まったく自分の存在に気づかない老人の寝姿に何か感ずるところがあったのだろうか。

いいや。あたしは違うと思う。痴呆が進んでからの祖母は、口を大きく開けて、呼吸してるんだかしてないんだかわからないことがあった。あたしも祖母の寝姿を見ると、時折そっと脈を取って、生きているのかどうかを確かめたものだ。この泥棒も、祖母の寝姿を見て、この婆さんは死んでるかも!と思ったのではないだろうか。「あの家にも入りました」と自供したが最後、刑事に「あの夜、あの家で婆さんが1人死んだが、やっぱりお前がやったのか!?え?答えろ!」なんて追及されるかもしれない。自分は泥棒はやっても、人殺しはしないのに、そんな罪を着せられるなんてまっぴらゴメンだ。……と思ったに違いない。もしかしたら、祖母の寝顔(もしくはデスマスク?)のフラッシュバック現象に悩まされたのかもしれない。だから、うちのことだけ話さなかったのだ。たぶん。

うちの方のお盆は、新暦だから7月だ。今年の盆、我が家に戻ってきた祖母の霊が、きっと置き土産に泥棒事件を解決して帰ったのだ。なーんて流れにすると、クサくともまとまりが美しい気がするのだが、祖母はそんな事件があったことなんて存命中から知らないのよね。まあ、何も知らないと思っていた祖母が一部始終を見ていながら知らないフリをしていただけだったら、それはそれでたいへん怖い。もっとも、祖母はたいへん男勝りで負けず嫌いで真っすぐな気性なので、もし目覚めていたら、やっぱり何か棒のようなものを振り回して泥棒を撃退しようとしただろうなあ。
| comments(0) | trackbacks(0) | 01:31 | category: その他 |
# マッチ世代の不幸を指摘される
本屋へ行くと「myojo」だの「ポポロ」(?)などのアイドル雑誌の平台の周囲に、女子中学生らしき人々が4人ほど集まっていた。各自いろんなアイドル雑誌を手にしては「キャーッ!カッコいいーーーーー!」「やばいーーーーー!」と足踏みしながら興奮している。そのうち1人が「あたしたちってさー、この時代に生まれたから、こんなカッコいい人に会えたんだよ!それってさ、奇跡じゃない?」と言い出し、「ほんと、おっしゃるとおり!この時代に生きててよかったーーー!」と同意する別の子。なるほど、目からウロコだ。と思っていたら、すかさず、もう1人がそこに被せた。「だってさ、もし違う時代に生まれてたら、近藤マッチとかだったんだよ!ヤじゃね?」「うわーーー。すげぇヤ!」。あたしがまだ年齢が一桁だった頃は、たのきん世代だったんだ!失敬な!と言いたくもなったが、「おばさんの時代ってあんなブサイクがよかったの?かわいそーーー」と同情を買うのがオチである。で、もうすっかり何かを通過してしまったあたしは、あの子らと一緒にアイドル雑誌を読みながら「この子いいじゃん」「この中だったらコレ!」と話せるような気がしている。若い頃は20代でアイドル好きってどうよ?30代でアイドル好きってイタい。とかいろいろ言ってたけど、今はそうは思わない。むしろ擁護派だ。で、年上の男友達が若いアイドルをいいっていうと「うわ」「ありえない」とか散々言っているけど、実は同類だったりしていて、そんな会話を男子vs女子で交わしているとき、小学生に戻ったような気分になっている。

くだらない話ついでにいえば、たいへん異常に遅ればせながらぺ・ヨンジュン主演の「太王四神記」を見始めた。母が毎週見ていたのは知っていたがまったく興味なく、しかし先日ヒマだったので「おおお、ヨンだ!」「よ!微笑みの貴公子!」とかテレビに向かっていろいろ言っていたら、ついつい最後まで見てしまったのだ。「この人たち何なの?」「魔法使いみたいな人」「これは?」「力持ち」と、毎週見ているくせに何一つ理解していない母の説明もあたしを苛立たせ、自力でわかろうとしてしまったのも一因だ。

何十年間も、まったくアイドルに興味ないと思われ続けていたが、ようやくあたしも年相応になったらしい。ちなみに「太王四神記」はヨン目当てで見ているつもりはないけど、あれのヨンは適役な気がする。
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# 「おつかれさまです」と逗子へ行く
横須賀線に乗った。終点に着くと車掌が「おつかれさまでした。次は終点、逗子です」という。終点に着いて「おつかれさまでした」というのは決まり文句なんだけど、ぐっすり寝込んでいたあたしは「ああ、本当におつかれさまでした」と思い、遠くまで車掌と一緒に旅をしてきたかのような気分になった。車掌こそが旅の友だ。別に始発に乗っても「これから電車は逗子に向けて出発します。みなさまのご多幸をお祈りし…」なんてことは言わないし、ただ一言「行ってらっしゃいませ」もない。途中駅では有益な乗り換え情報のアナウンスをしてくれるが、それについて親切だなあと思ったこともない。しかし最後は「おつかれさまでした」があるのだ。自分が無事に任務を終えたことに自画自賛してるのだろうか。先日、某JRのトップにお目にかかったのだが、公共交通は何事もないことが普通だとおっしゃっていた。たしかにその通り。「おつかれさまでした」こそが、彼らの第一のミッションなんだろう。細かくいえば、終点に着く前に我々乗客はそれを聞いているのだが、まあよし。そんなことを考えながら電車に乗っていたら、逗子に着いた時に車掌室を訪れ「今日もありがとねー」と声をかけ「どうよ?一杯」と言いたくもなったが、やめた。

そんなごく普通の何でもないことを、捻りもせず、うだうだ書いていたら続きが書けなくなった。今日は葉山のhacoに行った。イベントはコレ。Mさんの方は「暮しの手帖」の表紙や挿絵を描いていた方で、今は「クウネル」とかにも出てらっしゃるのかもしれないけど、あたしはあまり手にしないのでそれを知らず、スターフライヤーに乗るともらえる「雲のうえ」に太く関係している方。その他「酒場部」「古墳部」などもやっており、今日は酒場部の小冊子を買って帰ってきた。Fさんの方も好きな方にはたいへん有名な方。たしかおふたりとも福岡出身ではなかろうか。

いろんな酒が最低100円から最高200円。おつまみもそんな感じなのだが、価格破壊がひどく、もともと200円の料理に200円の別の料理が載って「はい、100円」と言われる。帰る頃にはタダになっていた…。しかし、いずれもとっても美味しい。で、帰り際に「そういえば、飲みたいお酒持って来て、って言われてた!」と思い出す体たらく。プルーンのベーコン巻きが美味しかったのだが、hacoそばのtanto tempoからの差し入れだったそうな。帰る頃には閉店しちゃっていたそうだが、今度訪れたい。そんなこんなで酔っ払いだった、本日も。とっても楽しかった。
| comments(4) | trackbacks(0) | 02:47 | category: その他 |
# 小さな靴
ある休日、夕方家に戻ると共同玄関の横の花壇を囲むタイルに、小さな上履きが立てかけてあった。足を入れるところの真ん中真横一文字にゴムバンドが付いており、つま先は青い補強ゴムで覆われている。その上履きの、10cmあまりの大きさが可愛くてしかたない。最初見た時は生まれたての赤ちゃんだったけど、ちょっと見ない間に幼稚園に行くようになったのだなあ。

そして、平日のある晩。今度は向かいの駐車場のコンクリートのブロックに、30cmくらいの足袋と10cmくらいの足袋が並んで立てかけてあった。おおお、祭りデビューもしたんだな。この足袋がまたまた小さくてかわいい。ぷよぷよすべすべの小さなあんよがあの足袋にくるまってたんだなあ。で、山車でもひっぱってちっちゃい歩幅でよいしょよいしょと歩いたんだろうと想像する。かわいすぎる……。お父さんは祭りが大好き。おじいちゃんも祭りが大好き。キミも祭り好きになるだろう。でも、キミには先代2代のような酒癖の悪い暴れん坊でなく、粋でいなせな祭り野郎になって欲しい。

小さい足はとってもかわいい。小さい靴はとってもかわいい。あれを丁寧に洗ってあげてるお母さんはたいへんだけど、とっても幸せなんだろうなあ。
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