<< September 2017 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 >>
# スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

| - | - | | category: - |
# 「守破離」っていいなあ
先日、「守破離(しゅはり)」という言葉を初めて知った。茶道の言葉だそうだ。物事を習うときの心構えのようなものらしい。「守」は型や師匠の教え、作法など基本のことがらを身につけること、「破」は経験と鍛錬を重ね、基本を土台にしながら、自分の方法を見いだしていくこと。「離」は師匠のやり方とも自分の方法論とも離れ、これまでのやり方に一切とらわれることなく動けるような、芸の極みを指すのだという。

「この言葉に会った時『自分のためにあるような言葉だ!』と唸った」と教えてくれたのは、噺家一家に生まれ育ち、噺家と結婚した女性。この言葉が出て来たとき、料理人の話をしていたのだが、その通りだと感じた。こうして説明すると特段目新しい概念ではないが、いい言葉だなあと思う。いろんなことに当てはめられる言葉だ。「守」ばかりではいかに優れていても枠の中におさまり過ぎて面白みがない。「守」がなく「破」だけあっても、その道は長くは続かない。「破」が際立っていると評価されるかもしれないが、「離」まで究めるのは難しい。「離」とは、どんな世界なんだろうか。
| comments(2) | trackbacks(0) | 08:56 | category: 言葉/言語 |
# 三上博史のイメージ
打ち合わせで初めて会った人が三上博史によく似ていた。いろいろ説明した後、三上にユーザ層を尋ねられ、うちの営業が「えーっと、95%は女性ですね。で、残り5%はオカマです」とテキパキ答えた。思わず苦笑しながらも、オカマという言葉にピクリとして三上の顔を伺うと、三上も複雑な表情を出さずに笑っていたのでホッとした。

打ち合わせが終わってから、自分がものすごい勘違いをしていたことに気づいた。あたしが打ち合わせをしていたのは三上博史に似た人であって、三上博史ではなかった。ということは、オカマという言葉に過敏になる必要もなかったのだ!三上博史に似ているというだけで、オカマというイメージまで背負いこむのだから、この人は大変だなあと思った。まあ、あたしがたまたまそういうイメージを持っていただけで、三上博史から別の連想をする人もいるだろう。

今日の教訓「三上博史に似てるからといってオカマだと思っちゃダメ!」。「三上博史はオカマではないだろう?」というツッコミにも答えたいのだが、これはまた後日。
| comments(4) | trackbacks(0) | 08:27 | category: 言葉/言語 |
# 解体できない翻訳機能
友人からぴょいとskypeがきた。「中国人とチャットしてるが、翻訳してくれるサイトないかねえ」という。「エキサイト翻訳とか使えば?」と返すと、すっかりハマった様子。「良い果実が金があってまたどこがすべて見てみたい時間の話があります」「逆境の強い男の人にとても長くて伸び広がります。偉大な不法な仕事の方法を感じます」「警官はからかいではありません。ふだんのふだんの品質の悪い管制だけあります」…などが、ぴょいぴょいと送られてくる。ヒマなのか?ヒマに違いない。

こちらまで引きずられてやってみた。以下、いずれも日本語→中国語→日本語→中国語→日本語と、ミキサーにかけたもの。

着ないで鼻を遮ってもらって、白衣の検査Tetsuの人、過度に分かるのがそのような事があるのではありませんて、同じく決めて定安の上にmaronの抑揚があることがあって、彼とする前の体格の小さい女性は人と話をします。

ちょっと淫靡な香りが……しない?

どのようにと思って、私は私の待った事で、愚かな事です。呼吸がbaを疑わないことを疑わないで、食べる事、今日に生活して中里、このために良いです。

中里が何かわからないが、なんだか深いことを言われているような気がする。

何度も繰り返すと激しく解体できるのではないかと思ったのだが、すでに1度目で翻訳調に変わってしまった文章は、以降、突拍子もない表現に堕ちることなく、それほど大きな変化をみせない。文体はどんどんガチガチに堅くなっていき、流暢さのかけらもなくなる。ゲームとしてはつまらない。思ったよりも解体できないということは、翻訳ソフトとしてはいいことなんだろうけど。

いろんな文をいじった結果、自分が普段書く文章でやってみるのが一番面白いのかもしれないと思う。以下、元の文章。念のために申し上げておくが、下記2文、もちろん自作ではない。
鼻を隠しなさい、と白衣を着た検眼士が、そんなことがあるのかどうかよくわからないけれどまろんとした抑揚をつけて、彼のまえにいる小柄な女性に話しかけていた。

なぜ、僕が僕なのだなどと考えることは、愚かなことである。疑わず呼吸し、疑わず食い、今日を生きていれば、それでいいのだ。
| comments(3) | trackbacks(0) | 00:41 | category: 言葉/言語 |
# “ゆずりは”に想う
“ゆずりは”という植物は、春の新葉が育つのを見とどけて、古い葉が散っていくという。自分は身を引き、新しい世代へきちんとバトンタッチをする。“ゆずりは(譲り葉)”の名前の由来はそこにあるのだそうだ。

十和田湖畔に北東北の民芸品を扱う「ゆずりは」というお店がある。行ったことはないが、縁あって先日、東京で催された展覧会に出かけてきた。とてもいいものを扱っているお店である。その日は店主の田中陽子さんのお話会が開かれた日で、田中さんの歩いて来た道のりやひとつひとつの民芸品の作り手との交流を聞いてきた。雑誌「ミセス」などに掲載されたりと、中高年マダムにファンの多い方で、その場にいるのは女性ばかりだったが、その中で間違いなくあたしが最年少だった。田中さんは語り口も、細やかな心遣いも、佇まいも素敵な女性だ。また土地の名士のような家に嫁いだひとりの女性としての苦労を経験してきていることも、おそらく女性の心をつかむのだろう。この機会にお会いし、ご挨拶できてとてもよかった。

そして、この話をたまたま友人にしたところ、この友人と「ゆずりは」も縁があったことがわかった。パソコンでやりとりしていたのだが、しばし画面を前に絶句してしまった。気づいているのかいないのか、本人は尋ねていないのだが、おそらくその友人のことだから気づいているとは思う。その“ゆずりは”という言葉こそ、友人にとって意味のある言葉だということを。なんだか自分は“ゆずりは”という言葉を届けるための媒介だったような気がしている。
| comments(0) | trackbacks(0) | 00:13 | category: 言葉/言語 |
# 幾千年でも黙って立ってろ
秩父ツーリングも湘南もツーリングも恐竜博&IKEA&お台場ツーリングもフジロックも朝霧JAMも向井秀徳エレアコLIVEもカッワーリーも代々木公園のスリランカ祭りもジプシーギターもなーんも書いてないや。

なんだかんだでよく遊び、この間の日曜は久々に引きこもりの休日が送れた。経理をやったらスッキリした。払ってないものがいくつか見つかり払ったらお金が減った。

2年前に十和田湖へ行った際に、乙女の像という像が湖畔に立っていた。高村光太郎作のブロンズ像だ。その脇に碑が立っていて、詩が彫られていた。友人と唸る。

その詩。
========================
「十和田湖畔の裸像に与ふ」

銅とスズとの合金が立ってゐる。
どんな造型が行はれようと
無機質の図形にはちがひない。
はらわたや粘液や脂や汗や生きものの
きたならしさはここにない。
すさまじい十和田湖の円錐空間にはまりこんで
天然四元の平手打をまともにうける
銅とスズとの合金で出来た
女の裸像が二人
影と形のように立ってゐる
いさぎよい非情の金属が青くさびて
地上に割れてくづれるまで
この原始林の圧力に堪えて
立つなら幾千年でも黙って立ってろ。
| comments(0) | trackbacks(0) | 02:16 | category: 言葉/言語 |
# オツな話
邦楽で、甲(かん)より一段低い音(おん)にあたるのが“乙”。そこから転じて、乙には「普通と違って、なかなかおもしろい味わいのあるさま。味(あじ)。」という意味もある。「いやー、君はなかなか乙なことを言うねえ」などの乙だ。また「 普通とは違って変なさま。妙」なことも乙という。

Wikipediaによると「乙の字は、ジグザグな形を形取ったもので、そこから、種から出た芽が地上に出ようとして曲がりくねった状態の意味として、十干の2番目に宛てられた。」とあった。乙と己はうまくかき分けられない人がいると思うが、己の字の方は「三本の平行線を形取ったもので、そこから、条理が整然としている状態という意味となる。十干では、植物が充分生長し形が整然としている状態として、6番目に宛てられた。」とある。

なるほどなあ。
| comments(0) | trackbacks(0) | 09:55 | category: 言葉/言語 |
# 『だっちまくら』に騙されて。
mixiニュースのトップに出ていた「学力より『社会人基礎力』、経産省が評価法など開発へ」を読んだんだけど、詳しい内容が知りたくなってYOMIURI ONLINEへ。

「夫婦3分の1がセックスレス」「お年寄りの性、タブー視するな」などの刺激的な見出しをサラリと見て、その下に見つけたのが「『だっちまくら』プレゼント」の文字。

思わずクリックしたら、これだった。

冷静に考えたら、『だっちまくら』がエロいわけがない。『まくらワイフ』だったらちょっとはエロいかもしれないけど。

というのをmixi日記に載せるのをやめて、こっちに載せたけど、いったいどういう使い分けをしてるんだ?あたしは。
| comments(2) | trackbacks(2) | 00:21 | category: 言葉/言語 |
# ゲスト・ソリューションズ
仕事で“ソリューション”に悩まされていることを書いたような書いてないような。このビジネス音痴のあたしに回って来た仕事は、クライアントの“ソリューション”を紹介するような案件である。一瞬、自分が使ったことのない言葉に大いに怯んだ。さらに打ち合わせの際に連発されるITビジネス用語に怯み、相手に見えないようにたくさんメモした。しかも“だいたい同じ”と言えばいいところを、わざわざ“二アリーですね”とか言いやがる。これってフツーの世界なのかなあ。

質問は上司に任せ、にこやかな相槌だけでその場を乗り切ったが、これをあたしにどうしろと言うのだ!会社に戻って、○○○ソリューションを掲げる他社のサイトを見まくる。事情がわかると、実は大したことではないようなこともわかる。が、問題はそれを最先端ビジネスであり経営のキモだと読む人に認識させることで、かっこよくインパクトのあるものを書かなくてはならない。

翌朝、珈琲を飲みつつ朝刊を読んでいたら、一面が「ゲスト・ソリューションズ」の広告。「オフの服、ただラフなだけ、と気がついた。」というコピーとともにステキなオヤジモデルが立っている。何かと思えば、渋谷の東急百貨店・本店。コンンシェルジュが買い物のプランニングから付き添いまで一貫して受けてくれるらしい。このクールビズ・シーズンを前に、いい広告を出してるもんだ。なんだか“ソリューション”という言葉の持つ意味合いやイメージがよくわかったような気がする。サービス名に“ソリューション”を入れるだけで、ある程度のイメージやターゲット、向かう方向がわかるというかなんと言うか。ちょっとだけ気楽で楽しくなってきた。ところで今の最先端ビジネス系流行語は何なんだろう?早く知って早く使いこなしたい。
| comments(2) | trackbacks(1) | 10:46 | category: 言葉/言語 |
# 地元の七不思議
社内にある「用字用語ハンドブック」を読んで、初めて「置いてけぼり」が誤用であったことを知った。正しくは「置いてきぼり」。でも「置いてけぼりをくらう」って言っちゃうよなあ。

この「置いてきぼり」と関連して、本所・深川の七不思議のひとつ「置いてけ堀」の話が出ていた。ちなみに七不思議とは
1)置いてけ堀
2)片葉の芦
3)落葉なしの椎
4)明かりなし蕎麦・消えずの行灯
5)送り提灯
6)狸囃子(馬鹿囃子)
7)足洗い屋敷
詳しくはこちらをどうぞ。

うちの地元にも七不思議があったと聞いたことがあるので、探したらすぐ出て来た。「千住七不思議」。「置いてけ堀」と「片葉の芦」は本所七不思議と同じネタではないか。これは江戸(千住は宿場町なので江戸外だけど)エリアの水辺の低地なら、どこにでもあるネタなのかもしれないな。どの学校の七不思議でもトイレに誰か住んでいたり、理科室の何かが動いたり、二宮金次郎が夜中の校庭を歩き回ったりするように。
| comments(2) | trackbacks(0) | 12:52 | category: 言葉/言語 |
# 男の書く文、女の書く文
飛行機の中で某雑誌を読んでいたら、働く女性ターゲットの服屋の広告があった。ちょっとしたストーリーが書かれている。女性のタイアップ広告にありがちな、女の小さな日常のストーリーを書いたものだ。今回は、とっかかりは女友達との会話。そこから自分への御褒美的なものとして“装う”というテーマへ繋げている。

が、なんか女友達との会話が不自然だ。こりゃ男が書いたに違いないぞと思い、クレジットを見るとtext by 男。男だということを見破った自分を誉めてあげたい(しかも知っている人だった)。

仮に自分がそれを書いたとしたら、やはり誰かが「不自然だから男に違いない」と思うのではないかとも思う。と、考えたら多少凹んできた。仕事のことを考えると、五月病まっしぐらにダウナーです。
| comments(4) | trackbacks(0) | 00:54 | category: 言葉/言語 |
Profile
Comments
Trackback
Mobile
qrcode
Search this site
Sponsored Links