<< November 2018 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 >>
# スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

| - | - | | category: - |
<< 上野動物園で朝青龍vs時天空 | main | 石田純一、T-BOLAN、宇多田ヒカル、セカチュー >>
# 文学賞、狙ってないのは自分だけ?
今日は引きこもって本を読んだ。偏った本ばかり読んでいたので、世界が狭くなって妄想暴発気味。

「文学賞メッタ斬り!」大森望・豊崎由美
芥川賞・直木賞をはじめ、三島賞、谷崎賞、ミステリー、ホラー、SF、ファンタジーの賞など50を超える国内小説賞について徹底討論。辛口のコメントが気持ちいい。一番面白かったのは「選考委員と選評を斬る」の章。宮本輝を“テルちゃん”、石原慎太郎を“シンちゃん”と呼ぶ内輪ウケかつヒネリのない呼称に赤面しつつも、選考委員の選評へのツッコミには笑った。心ここにあらずで名文句を書く津本陽、性を描いた場面だけ過剰反応する渡辺淳一、読む力がなく選評が読書感想文レベルの宮本輝、国を憂い文学もその延長で評する石原慎太郎などなど、選考委員のキャラ立ちっぷりは今後注目しなくては。今もエキサイトブックスで読めるので、興味ある人はどうぞ。

「小説トリッパー秋号」
「特集・本と書店をめぐる冒険」を読む。「だれが『本』を殺すのか」を書いた佐野眞一のインタビュー、「読書しないという方法」と題された橋本治インタビュー、中島梓の「ベストセラーの構造2004年」などなど。出版社事情・書店事情なんて知らずにいるべきだった…と思うほど悲しい気分になる。辛酸なめ子、山形浩生など8人の作家・評論家が2Pずつ原稿を書いている「本の上手な買い方、読み方教えます」という救い様のないテーマの小特集で、中原昌也が言っていた。「つまらない本など決して買わない最善の策は、どんな本もつまらないなど思わないことが重要なのだ。」そりゃそうだ。でも、中原がつまらない本を読んだら、すぐ怒るんだろうなあ。特集とは関係ないけど、高橋源一郎の「唯物論者の恋」という連載に笑った。モテたいけどモテない男女が“キムラサクヤ”“マツシマナナヨ”という名前でAVデビューするみたいだ。連載なんで一部しか読めなくて残念。

「ユリイカ8月号」
特集は「文学賞AtoZ」。前出の「文学賞メッタ斬り!」コンビ+島田雅彦による対談「Z文学賞選考会実況中継」が目当てで読む。もちろん、前回の綿谷りさ・金原ひとみの芥川賞受賞、「文学賞メッタ斬り!」のヒットなどを踏まえて組んだ特集だろうが、ユリイカにしては珍しいような。そうでもないか。特集内のテーマによって堅さと軟らかさのブレがあり、ちょっと心地悪い。よしもとばなな、小川洋子、島田雅彦などを生み出した、今はなき「海燕」の元編集長インタビューが興味深い。

読んでみたいなあという本も何冊かあったのが儲けもん。しかし、文学賞に応募する人がかなりいる、ということ自体にびっくりした。友達があたしに内緒で小説を書き、文学賞に応募している様子を想像してみたが、しっくりこない。もしかして、みんな書いてるの?書いてないのは、あたしだけ?んなわけないよなあ…たぶん。
| comments(0) | trackbacks(0) | 03:36 | category: 本の話 |
# スポンサーサイト
| - | - | 03:36 | category: - |
コメント
コメントする









この記事のトラックバックURL
http://taco.jugem.cc/trackback/93
トラックバック
Profile
Comments
Trackback
Mobile
qrcode
Search this site
Sponsored Links