いしいしんじさんのトークショーに行って来た。最年長者から5本の指に入るような感じ。げげげ。まずはご自身が撮られた写真を1枚1枚見せてくれながらのトーク。そして最新作「
みずうみ」の質疑応答。それが終わってからサイン会なのだが、一人一人に名前を書いて「ご希望の絵柄は?」と尋ねてくれるいしいさんはすごい。最初に見せてくれた写真も抽選で20人にサイン入りプレゼント。整理券番号での抽選だが、当たった!当選確率は25〜30%かなあ。
直島に行きたい。ずーーっと行きたいと思っており、呼ばれるのを待っていたのだが、いよいよ呼ばれたみたいだ。昨日ふと「あー、直島」と閃き、友人にGWの直島行きを誘ったのだが、話しがどんどんズレて返事をもらってない。そして今日、いしいさんの写真ショーで、直島の話がいっぱいでてきた。こりゃ行く時期が来たのだろう。ひとりで行こうかと思っていたのだが、やっぱりひとりで行くべきか。アート系って割と行く相手を選んじゃう。第一条件はあたしの邪魔をしないこと/一緒に楽しめること。非常に自分勝手。
トークショーではいいお話がいっぱいあったんだけど、今の頭の状態で書き始めると、抽象的な話でだらだらだらだら長くなるので割愛。正直、あまりいろんな整理ができてないのだ。ものすごく腑に落ちたり、ものすごく刺激を受けたり、ものすごく笑ったり、非常に有意義だったんだけれど。整理され次第あげていくかも。最近、いしいワールドのためのまとまった時間が取れておらず、まだ「みずうみ」を読んでいないため、読んでから書こう。みんなの質疑を聞き、小説の中の何かを「何かのシンボルでは?」と読み解こうとする人が多いのだなあと思った。勿体ない。
せっかくなのでタコの絵柄を希望してみた。すでに人生の半分以上で使われてきた呼称なので。ちなみに宛名は戸籍上の名前です。画面いっぱいいっぱいに描かれたタコにうれしくて仕方ない。
いしいさんが4〜6歳の時に行っていた自由学園では、それぞれの子どもに“おしるし”(シンボルマーク)が決められるらしい。これはいしいさんの“おしるし”であるクマが入った当時の持ち物。お母様の手作りだそう。いしいさんのエピソードを伺うと、この写真に母から子への愛、子が成長して知る母の苦労と愛を強く感じる。
写真の後にも本日の日付とサイン。