1月末。新年会へ行く前に六本木で友人と会っていた。用事が終わり、新年会の会場に移動するまで、1時間空いたので日本酒バーに行った。各酒のメモはあるんだけど、スペック等は後日。
・正雪 天満月(あまみつき)
・御湖鶴
・九平次 うすにごり
・松の司 あらばしり
・雑賀 純米吟醸にごり
・東洋美人
・Azumaichi 2006 甲州ワイン 樽貯蔵
日本酒らしさという意味では人気ないかもしれないけど、個人的には口に含んだ途端、リゾート気分を味わえた正雪の天満月は好きだった。
御湖鶴は、諏訪の酒で、潰れた蔵を30歳そこそこの若者が買い取って、いい酒を造っている酒蔵。今出ている「dancyu」の日本酒特集にも出ていたが、顔もかわいく弟にしたい。向こうは嫌だろうけど。「dancyu」に、そんな自分より若い蔵元が数人紹介されていた。みんなかわいい!この気持ちをオフィシャルな文体でいうと「勢いのある若者の酒がいろいろ出て来ており、彼らの造った酒を飲み続けることで、その成長ぶりをリアルタイムに体験できることは幸せだ。」といったところか。
九平次の話はしすぎなので自粛。
お品書きに出ていた「Azumaichi 2006 甲州ワイン 樽貯蔵」のことをいろいろ聞いたら、お店の人が試飲させてくれた。「東一」という日本酒を甲州ワインの樽で熟成させたもの。と、愚かにも説明してみたが、要は名前のまんまですね。日本酒なんだけどオークの香りがしっかり付いていてワインのよう。でもたしかに日本酒。翌日、勝沼の人にこの話をしたら「あー、そういえば前に日本酒関係の人に樽をくれって言われたことがあったような…」と、はっきりしない回答だった。
いろいろ飲んだ末に「ぶっちゃけ一番おすすめは何ですか?」とお店の人に尋ねたら「雑賀です!」とのお返事。スタッフの間でも大評判だという。この日、間違いなく一番うまかったのはコレだった。後日、この一件を雑賀さんへの郵便ついでに書いたら大変喜んでいただき、お電話をいただく。杜氏さん達にも伝えてくださったそうだ。こちらも大変うれしかったです。
という充実した飲みが1時間でおさまるわけもなく、2人して上機嫌で新年会に遅刻。その後も日本酒・焼酎を飲み続けたのだけれど、そっちの酒リストはない。