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# バックパッカーたちのTOKYO
先日、友人から「今夜、NHKで日本に来たバックパッカーの番組があるよ!」と教えてもらい見たのがNHKの「ドキュメント72時間」の第2回「東京・山谷 バックパッカーたちのTOKYO」。アンコール再放送のようだった。

東京の山谷。日雇い労働者や浮浪者の多いエリアだ。最寄り駅でいうと南千住にあたるこのエリアには「ドヤ街」と呼ばれる安宿街があり、東京に滞在するバックパッカーたちはここに宿をとり、思い思いに東京を見て回る。夜遊び、ショッピング、秋葉原などなどへ出掛け、コンビニやスーパーで買ってきた食事をとったり。

パンキッシュなファッションのノルウェーの女性。彼女は自由にファッションを楽しむ日本の女の子が大好きだという。あと地下足袋を履いた、日本のファッションが大好きというイタリアの女の子2人組なども出て来た。秋葉原のゲームセンターでエキサイトするイギリスのオタク少年とか。

もう何年も滞在しているというイギリス人の男性は、最近、じょじょに生活が荒れてきているという。当初はデザインの分野で活躍したいと希望していたが、結局は英会話の講師をして生活費を稼いでいる。30歳を前にした不安。無断外泊をして帰っていたら、カギが見当たらず、バッグを逆さまにして探すシーンがあったのだが、ヘアブラシ2本と紙類、錠剤にまじって、ポンとコンドームが出て来て、慌てて隠したのには笑った。そして、休みなしに8つのクラスで教えなくてはいけないというハードな1日。写った映像はNOVAなどの英会話学校のレッスンではなく、幼稚園での英語レッスン…。これにも苦笑した。幼稚園ではそんなハードな勤務を外国人に強いているのか?「ハロー」とか明るく言っても子供の反応もイマイチ。おまけに疲労のためか、この先生の顔の表情は冴えず、口をはっきりあけた発音をすればするほど、ちょっと怖い。目がまったく楽しそうではなく、焦燥感や苛立ちが見てとれる。あたしが子供だったら「ガイジンってなんかこわい」とインプットされるだろうな。

毎年、お金をためて日本に来るというフランス系黒人は、今は書類作りのアルバイトをしているそうだが、夢はカメラマンになること。世界で撮りためた写真を発表したいと望んでいる。今、フランスの若者は政府に対して怒りをいだいている。そんなこともなく、黒人だからといって差別を受けることもない日本。彼は日本人のことをフレンドリーだという。

自分が旅に出ると、こういう猥雑なエリアの安宿街に滞在し、プラプラする。なんだかちょっと懐かしい気分で見ていた。ここに滞在する若い旅行者の夢や希望、焦り、不安も胸がキュンとする。自分が20代前半の頃、いろんなことを熱く語り合ったバックパッカー仲間は、今頃何をしているのだろうとふと思う。あたしは何だかんだ言って、その時にやりたかったことをやっている。やりたいと思ったことを今やれている、という環境は、けっこう恵まれているのかもしれない。そのことに改めて気づかされた。

番組の最後に、カメラマン志望のフランス系黒人の彼が送ってきた日本での写真が流れた。とてもいい写真だった。人を見る視点がとても優しい人なのだな。なんだか泣けた。

山谷のドヤ街も知ってるし、バックパッカーの行動も心情もわかる。
目新しいことのある番組ではなかったが、とても懐かしいというか、自分のドキュメントを見ているような感じを抱いた……。







| comments(0) | trackbacks(0) | 10:54 | category: 旅・旅・旅 |
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