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# 阿修羅ガール
先日、部屋の掃除をしていてたら舞城王太郎の「阿修羅ガール」の文庫本がなぜかあった。なぜかあった、というか、読まなくちゃと思って買った覚えがある。本好きとしては、一冊くらい読んでおくか。と思って買ったわけだが、こういう買い方をした本は必ず忘れ去られてしまう。あたしに。

で、本の整理の意味も込めて早速読み出したのだが、これがヤバい。何がヤバいって全てヤバい。リズムと疾走感のある文章。イマドキの女子高生言葉で進み、2ちゃん用語みたいな言葉も出てきまくり。メチャメチャ俗っぽいよう文体で、本質をえぐり出す鋭利さ。それでいて野太い。いやはや、すごい力だわ…。ホント今さら読んでてゴメン、と誰に対してだかわかんないけど謝ってしまった。そんな感じ。結局、仕事への行き帰りと昼休みで一気に読んでしまった。ほかの本も激しく読みたい!

教科書的に言えばヘンテコリンで許されざる日本語が、流通しまくってる。しかも友達、ネット、社会等、いろんな場でそれを使い分けることがごくフツーに行なわれている。そういう中で従来通りに文学を考えると、ぶちあたる壁、閉塞感。書こうとしている何かが元の思考から離れて、ある場所におさまりよくはしているけど、結局それはニセモノ。でも舞城王太郎の文章には皮膚感覚がある。ピッタリと張り付いている。正直言うと、一番最初に舞城王太郎をパラパラ立ち読みした時は、奇をてらった文章か?若者文化を代弁しました的なファッ○ンノベルか?と思って買いもしなかったんだけど、こりゃ物凄い本物だ。少なくともあたしレベルでは本物ど真ん中。停滞していたものを軽々超えてるんだけど、おそらく確信犯で戦略的なものではないだろうか(そう思いたい)。だとしたら、相当、文学に詳しい上に、文学以外の言葉文化(?)およびサブカル系文化全般に鋭く接してきた人間に違いない。覆面作家である舞城王太郎の正体に関しては、もうわかっているようなわかってないような感じなわけなんだけど、あんまり興味ないかも。とにかく読む気もしねーと他人に言った、あの言葉を撤回します。でも、舞城王太郎ってあたしと同い年なんだよねー。オッサンじゃん。頑張れよ、オッサン。
| comments(4) | trackbacks(0) | 22:35 | category: 本の話 |
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コメント
「舞城王太郎」でなんとなく検索してて伺いました.はじめましてお邪魔します.良いですよね.舞城王太郎.この人すごい真面目と言うか,誠実な人やなーと,『みんな元気』の中の「スクールアタックシンドローム」を読んで僕は思いました.
| guerrero | 2005/06/22 4:22 PM |

guerreroさん、はじめまして!
ホント、真面目で誠実ですよね。愛ですよね。
パラパラ立ち読みでは絶対わかりませんでした。

guerreroさんのブログで紹介していらした本も読んでみようと思ってます。気になるのはルンババってのが出て来る本。どれなんだか。
ガ−ッとハマりそうな予感です。


| タコ | 2005/06/22 10:29 PM |

ここの書評読んで、この本が読みたくて読みたくて買っちゃった。前は借りれたなー
一気に読んだ。タコさんの言うとおりに感じた。
本質なんて言葉にしにくいけど、俗っぽい言葉でよくアレだけの世界観を表現できるな、って。
うまく言えないな、、私が説明すると安っぽい。
| shao | 2005/07/24 7:47 PM |

読んでくれたんだ!ありがとう!

>前は借りれたなー
本を読み終わった瞬間、shaoちゃんに貸したいって思うことあるよ。
前は無理矢理貸せたのになーって。

でも“書評”って言うな!“読書感想文”だ!
| タコ | 2005/07/24 10:37 PM |

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