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# 東京タワー
汐留で仕事が終わったのが午後6時過ぎ。誰かが「そういえば今日、東京タワーで特別なライトアップがあるって、朝のNHKのニュースでやってたよ」と言い出した。「たしか18時何分かから」。「へえ、見てみたいですね」「あ、東京タワーならあっちの会議室から見えるかも」。他所様の会社の使われていない会議室から見た。しかし、東京タワーに灯されていたのは白い「50」という文字とカラフルな「東京」という文字だけ。「あ、50って、東京タワーの年齢!」「ええ!50年なんだ!」。半世紀、懐かしの(というか知らない)昭和30年代に思いを馳せる。浮かんできたのは「三丁目の夕日」の光景だったりするのだけれど。

さんざんキャンキャン言ったものの、ここでライトアップ点灯時間まで待つわけにも行かず、汐留を後にした。しかし、どうも気分は落ち着かない。タクシーから「見えるかなあ」と話していたら、運転手さんが「ちょうど次の交差点のところで右側に東京タワーが真正面から見えますよ」と教えてくれた。わくわくしながら交差点を待つ。そして交差点の手前まで来たところで、そこに携帯カメラを宙に掲げた人がたくさんいるのが見えた。「もう始まったのかも!」。運転手さんは「じゃあ、左折して進みましょうか。私は少し先で待ってますから」と言ってくれた。交差点の信号待ち、東京タワーが見える10mほど手前で、あたしたちはタクシーを飛び降り、小走りで交差点へ向かう。

みんながいるあたりから、7色の光のボーダーをまとった東京タワーがすっくり立っているのが見えた。いつもと違うライトアップは新鮮で、新しい服に初めて袖を通したときのようにワクワクした。新しい服を着ているのはあたしではなくタワーなのだが。アホのように「わあ!」を繰り返し呟き、あれは本当に、自然に笑みがこぼれる時って実にいいもんだ。小さな高揚感を携えて再びタクシーに乗りながら、いつもあまり気にしていない東京タワーへの小さな愛が目覚めたのを感じた。東京っていい街だなあと思った。東京に生まれ育って、ほぼそこしか知らないけれど、ここに生きていることをちょっぴり誇らしげに思ったが、第三者に話すにはあまりにネタとして小さく、自分の気持ちとしては溢れんばかりのこの愛着を理解してもらうのもたやすくはない。だから、個人的な備忘録として。ココニ記ス。
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