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# さよなら雑草ども!
ベランダに何か緑色の物を塗るらしく、大工さんがしょっちゅうやってくる。おまけに「ベランダの植木を片付けてください」と言われた。ハードコア・ベランダーの名に恥じず、あたしのベランダは“あるがまま”かつ“やりたい放題”つまり“ノールール”な状態だったのだが、他人から見て枯れ木にしか見えないものを泣く泣く処分することになった。まあ、事実大半は枯れているのだが。

元々ヌシであったものの枯れ草のまわりに雑草が生え、そのまわりに水などやってないのに苔までぎっしりはびこっている様子が気に入っていた。隣の鉢に蒔いたはずのローズマリーがうっかり伸び、背を高くした状態での枯れた立ち姿がたいへんいい。しかし、狭い自室に入れることを考えると、その手の鉢はすべて処分しなくてはならない。

どうしても雑草を抜くのをためらってしまうのだ。鉢をいっぱい並べられた頃は、抜いた雑草を空いた鉢に植え替えたりしていた。我ながらアホだなあと思ったのだが、いとうせいこうの「自己流園芸ベランダ派」を読んだ時、雑草の植え替えをするのが自分だけでないことを知ってうれしくなった。やっぱりあたしといとうせいこうって似てると、何がやっぱりだかわからないままに、にんまりした。いとうせいこうが雑草の寄せ植えがすぐ枯れたことを書いていたのには、そうなんだよ、と激しく頷いた。わかるわかる、と。しかし、あたしは今回のベランダ改造を機に、心を鬼にして雑草の集会所となった鉢を捨てたのである。

結果、こうして整理すると大した鉢が残っておらず、やたら多いのは「偽海葱」という、タマネギからニョキッと細長い葉が伸びてしまったような植物のみ。これは大きくなるとタマネギの側面に小さな枝豆の中身のようなものをいっぱい付ける。で、その枝豆ひとつぶひとつぶを植えてやると、いとも簡単にまたタマネギに育っていくのだ。で、派手さがないので、いっぱい並んでいても全くうれしくない。伯父が、妹である母にくれた植物だ。伯父はある日突然亡くなったが、この植物はその後もやたらに増えている。きっと伯父も数鉢目までは喜んでいたものの、その増え具合にうんざりしたのだろうと想像する
。今度墓参りに行ったら報告してやろう。ちなみに偽海葱は、オルニソガルム・カウダーツムというらしい。何にもカスッてないのだが、ちとエロい名前。しかし、実態はまったくエロのかけらもない姿だ。同様に、人間がエロだエロだと猥猥騒いでいるものの大半は妄想が膨らんだ末のエロであって、無駄なエロを削ぎ落としていったコアな部分というのはまったくエロさのかけらもないのだよなあと思う。

さて。ベランダをバリケード封鎖されている期間、あたしに残された道は何かと考えた。今はもう秋。つまり種まき期間だ。近所のスーパーに行ったら「今が植え時です!」というPOPの前にチューリップの球根が並んでいたので、2種類10個買った。うっしっし。まだ暑い日があるので、籐の籠に入れて涼しいところに置いておくことにした。ネットで調べたところ、根の疼き時が植え時らしいので、毎日球根の尻を見張り、ウズウズしてそうだったら、培養土に挿してやることにした。ついでに観賞用の唐辛子も買った。コロコロとした濃い赤と紫の実を結んでいるのが、かわいい。それでも飽き足らず、今日は多肉植物を増やす実験にも着手した。結局、買ってきたものをただ並べるだけではイヤで、自分の手を汚したい、土を触りたいというのが一番の目的なのだ。しかし、園芸本片手にやっているものの、ほとんど知識がないものだから、寄せ植えすれば元気がなくなり、肥料をやればやり過ぎ、適当な株分けで生命力を奪い……そんなことを繰り返している。これでいいのだ。
| comments(0) | trackbacks(0) | 01:36 | category: ハードコア園芸 |
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