「iPhone見たい!iPhone見たい!」と言っていた友人が堪えきれなかったらしく、いきなり「iPhone買った」と報告してきた。たいへんうれしい。しかし、彼の方が時間があるのか集中力があるのか、どんどんアプリ情報を仕入れて来る。なんだかくやしい。
買った時に、SBショップに「データ移行は自分でしてください。移行用のCD-ROMあげます」「使用OSは?」と言われ「OSXだけど」と言ったら、サポートしてないと言われたのね。なんでAPPLE製品同士なのにそうなるわけ?これはsoftbankのせめてもの仕返しなわけ?と思いつつ、miniSDを使って自分でやったのだが、実はあたしのケータイには一期一会の人がたんまり入っている。たいへん面倒だ。中には誰だかわからない人もいる。今日は久々に素面で早い時間に自宅へ戻ってきたので整理していたのだが、本当に誰だかわからない人がいる。
おまけに誰だかわかる人でさえ、購入翌日に「ケータイのメアド変わりました」というメールを打ったところ、ぽこぽこどっさり戻ってきた。受信者がEメールを受信しない設定にしているとダメらしいのだ。メール変更の連絡がなかった人は、そうだと思って許すてください。しかし、ざっとみた感じ、どこかに共通の友人がいる人ばかりだったので大丈夫だと思う。
さらに、同報メールでアドレス変更のお知らせを打ったところ、その中にあたしのフルネームというか本名を知らない人が混じっていた。おまけにそういう人に限って、こちらもメアド見ても誰だかわからない。「ハンドルネームで登録しているようなので、ハンドルを教えてください」とメールが来た。しかし、相手もあたしとどのハンドルネームで知り合っているかわからないらしく、名乗ってこない。仕方ないので、礼儀正しいメールを送った。ハンドルネームなんて聞かれて、実は職場の人だったりしたらイヤだなあと思いながら返信した。蓋を開けてみれば、今年の誕生日一番にテンションの高いお祝いメールをくれた人だったのに。さみしいことです。
あとiPhoneで困ることといえば(いくつかあるのだが)、着信履歴を見ようとしてうっかり番号を触るとすぐさま通話体制に入ること。数人にワン切りをしたことを白状したい。5年ぶりくらいに電話がかかってきた人がいるのだが、きっとその人も同じような状況(古いアドレス帳をこの際だから整理しようと思い立つ→あたしの電話番号に触れる→やばい!かけちゃった)なのだろうと思い、掛け直してはいない。
また、mobile.meのメールが、先日4時間遅れで届いた。gmailからモバミーに転送しているのだが、どちらも携帯には長々来なかった。内容は飲み会に遅れて参加する友人からの途中経過報告メールで、会えたからいいのだが、同じことをdocomoでやられていたら「バカヤロー!それでもケータイメールのつもりかー!!!」と怒鳴っていたであろうところを「まあ、しょうがないよね」と思ってしまう。許しているのでも納得しているのでもなく、あるがままを受けいれている。人の良さだけが取り柄のあたしだが、さらにいい人になっているような気がする。携帯が人柄を変えるのだ。効率化や合理化が叫ばれ、無駄を嫌悪する風潮が強い昨今、ある意味とっても効率化に役立つこの機械は、ある意味とってもゆるくてだるくていい。何かを求められないキャラを確立するのも、生きる術のひとつだよな。そんなことを日々思う。