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# 奇遇ですね
会社のMacが熱を秘めたプラスチック臭を漂わせながら起動しなくなった日。何ひとつ仕事らしい仕事はせず、会社内の放置Mac探しをし、関係ない放置Macの環境まで整えた挙げ句、1日が終わった。楽しく一日を過ごしてふと見上げたら、10mくらい先の他部署でも、楽しそうな人とふと目が遭った。なんだか能天気な空気が漂い、つくづく呑気な職場だよなあとうれしくなる。

帰り道では別の他部署の人と一緒になった。「そういえば、先日タコさんを○○駅で見かけました」という。「あたしはその駅の近くに住んでるのだ」というと「あたしもだ」と相手もいう。しかも「地元なんです」というので「あたしも地元!」と返した。聞けば隣の小学校。もしやと思い、幼稚園を聞くと同じ幼稚園。あたしの方が1個上だが、共通の知人は多そう。どのあたりに住んでるという話もしたが、どうもお互いにお互いの家の前を通っているか、もしくは10m以内には足を踏み入れたことがありそうな気配。ちなみに親も同じ出身校だった。久々にこんな人に会って、うれしい。

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# 週末総括
お仕事先で知り合った人とお仕事先で知り合った人がお友達同士で、ではタコさんも誘ってあげよう!ということになったらしく、3人で話した。片方はどうも同い年で同じにおいがするので気になっていたのだが、実態は想像よりはるかにディープで、あたしがあまり触れたくないあたしの嗜好の方面の話をいろいろ聞かせてくれる。性癖とかそういうもんではない。このまま扉が開くのか、静観。

翌日は10年以上前に一緒に働いていた人々と、同窓会的な飲み。しばらく会ってなかったのは2人だけなんだけど、会ってないことを感じさせないノリに、若かりし頃の同級生的な労働態度を思う。2人のうちの1人はかつて付き合っていた人間だったのだが、結婚指輪をしており(新婚ホヤホヤだった)、当時と比べたら随分と大人になり(上から目線だが)、やっぱり男性って結婚とかするとなんだか余裕ができるというか、自信がつくというか、そういうもんなのね。と心からよかったなあと思いながら、安酒あおって劇酔。が、上には上がいるもんで、グアム沖にて撃沈1名。

その翌日は久々に歌舞伎に行く。昼の部。長くなるので割愛。時間がたって思い返すと、当時は結婚のけの字も考えてなかったのだが、もしあたしが結婚してたらどうなってたんだろうか?と妄想癖をこんなところで発揮。で、いろいろ想像した挙げ句、やっぱり無理だったろうと思い、なんでこんなことに脳みそを使っているんだ?と自責の念。

以前も書いたが、福岡、兵庫、宇都宮、松本、沖縄に行き、落語や美食や仕事に励んだ1月が終わり、2月どうなるんでしょうな。いやはや。明日は節分。おや今日か。
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# 近況問わず語り1001
■終電車が30分以上遅れた。途中駅のホームで呑気に40分以上立ちっぱなしで過ごしたらしい。本を読んでいたのでまったく気づかなかった。弊駅で乗り換えがある人が多く、少々の遅れなら接続してくれるのだが「乗り換えの方は弊駅の係員にお尋ねください」なんてアナウンスをしている。おかしいなあと思ったら、案の定、弊駅では「大幅に遅れたため、接続はございません」とのアナウンスが入った。駅員に詰め寄る酔客数人。しかし、その後、アナウンスの中に“代行タクシー”という言葉を聞いたような気がする。だとしたら、ちょっとうらやましい。

■昨日のほほえましかった出来事。職場のビルでは清掃スタッフの人が毎日ゴミを集めてくれる。ゴミ袋をもったスタッフの人は同じフロアの業務用のエレベータを使うのだが、そのエレベータの前を通りかかったら、おじさんが2人いた。1人のおじさんが「こんちくしょー、重いな!こんちくしょー」と言い、もう1人のおじさんが「何入ってんだ!こんちくしょー!」と言いながら、持っているゴミ袋を蹴っ飛ばしていた。いつもありがとう。

■ところで清掃スタッフの中に、アジア系の外国人女性がいる。自分より少し若い、明るく朗らかな感じの人で、ゴミ箱のゴミを集めて回っているときも「ありがとうございます」と言うと、ニコッとしてくれる。今日は廊下で会ったら「おつかれさまです!」と遠くから挨拶してくれた。ちょっとうれしい。

■先週はいつも飲んでいる人とだいぶ飲んだ。タクシーで帰るのも勿体ないとなり、マンガ喫茶で始発まで過ごすことになった。マンガ喫茶には3度ほど行ったことがあるが、「マンガ喫茶初めてでしょ?」と決めつけられ、ドリンクバーの使い方や個室での過ごし方まで教えてくれた。調子に乗って「これって飲み放題なんですかー?」とか言ってみた。1時間半ほど過ごしたらしく、あたしはすっかりYOUTUBEでライブを見ながら寝ていたのだが、「始発走るよー」と上から声がして起きた。駅に着くと「俺は買い物してくから」と、キヨスク前で別れた。で、電車が来たので乗って座ったら、ちょうど階段を降りて来た先輩が車両に乗って来た。で、キヨスクで買ったらしきガムをビリッと半分に折り「はい!」と渡して去って行った。4cmほどに引きちぎられたガムのパッケージが手元に残った。いい人だなあと思った。

■別の日のこと。飲みの場でよくある発展性のない話をした。「どこから浮気か?」というヤツだ。参加者は妻子持ち40代男子A、独身女子B、独身女子C。Aは「素人と・1回・肉体関係」、Bは「素人と・度重なる・肉体関係」、Cは「素人と・度重なる・食事」と答えた(一番目の選択肢が素人か玄人しかないところがどうかとも思うのだが)。いろいろ思うところのある会話だったが、以下略。

■来週、ちょっとだけデンマルクへ行ってきます。期間が6か月以上残ったパスポートがなくちゃいけなかったらしく、慌てて手続きしたら、出発前日に手に入ることになった。わーいわーい。
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# 素っ頓狂な与太話
帰りの電車が目的地の直前で急停車した。そのまましばらく動かなかった。駅まではあと20秒以内だったはずだ。駅から5分かからないところに住んでいるあたしは「ここで人身事故で降ろされても、家まで10分かかんないや」と思う。1分くらいで電車は再び動き出した。「人身事故のため……」というアナウンスがあり、電車の行き先が急に変わり、残り10駅くらいあったはずのところ、1駅しか走らないことになった。リアルタイム人身事故か?と思ったが、帰宅してニュースを見ていたところ、事故が起きたのは乗る4時間も前の話だった。ただダイヤが乱れていただけのことだったようだ。途中に止まった事故が起きた駅のことはよく覚えている。たいへん眠かったこともあり、その駅は覇気や生気がなく見えた。生きているか死んでいるかわからないような覇気や生気を感じさせない人間がホームに3人ほど見え、するするっと別のドアに吸い込まれていったっけ。

大学生の頃だったか。日比谷線の仲御徒町駅で友人と電車を待っていた。今でこそマシになったが、当時の仲御徒町駅は暗く陰気な空気が漂い、下水道に佇んでいるかのようだった。友人が「この駅って、なんか空気が淀んでる気がするでしょ。“出る”らしいよ」と不安げに話し出した。「確かに出そうだよねー」と適当な相槌を打っていたあたし。しかし、友人の右肩越しに遠くを見たまま、まばたきせずに「あ!」と声を上げた。「ちょ、ちょっと……なに?」と、泣きそうな顔であたしを覗き込む友人に、あたしは言った。「後、絶対振り返らない方がいいと思う。マジで」。後から知ったのだが、この駅でかつて飛び込みがあった際、ホームにいた何人もの人が見ているにも関わらず、飛び込んだはずの女性の死体が出て来なかったことがあるらしい。都市伝説か?

先週あたりだったか、お盆の水難事故の件数が新聞に出ていた。夏休み全体では昨年比で減っているのだが、盆休みに絞るとその数は増えていた。よく聞くのは、お盆になると海に水死者が戻ってくるため、泳いでいると足を引っ張られたりすることがあるため、この期間は水難事故が増えるいう話。子どもの頃、テレビで見たのは、海に飛び込む写真を撮って現像したら、海から無数の手が伸びていて飛び込んだ人間を捕まえようとしていたという話。それがトラウマになっているわけではないが、海で泳いでいるときに大きな海藻がベタッと足に絡むとドキッとする。

小学生の頃、本で読んだドーバー海峡横断の話に触発されて、いつかドーバーを泳いで渡ろうと決意した。しかし、19歳の冬、フランスからイギリスに行く際はあっさりフェリーで渡った。20歳の夏、トルコからギリシャまでエーゲ海横断だ!とトルコ人の友人と勇んで海に繰り出した。しかし、途中でへこたれた彼女は「ギリシア人は最悪だからギリシャには行かない方がいい。殺される」と言い出した。まだまだ元気なあたしは「ギリシア人なんて怖くないよ、あたしトルコ人じゃないし」となおも泳ぎ続けようとした。すると「これより先に行くとサメが出るからやめよう」と言いだした。仕方なく、このヘタレめと思いながら岸に向かって泳いだ。例えば日本に来た外国人が無茶な遠泳をした際「日本では今、死者が帰ってくる季節なの。海の中から足引っ張られるんだよ」なんて言ったら、けっこう効果テキメンなんではないかと思う。

そういえば最近、夏の怪談ってあんまりテレビでやらない気がするんだけど、これはあたしが家にいないからなのか、現実の事件が陰惨すぎて嘘かホントかわからないような怖い話がけしからんという風潮なのか。現実ではないかもしれない怖い話は最早不要で、その代わりに3流タレントがうじゃうじゃ出て来て、薄っぺらい内輪話にわいわい興じる番組を見せられてるとしたら、ひどく貧しい気がするし、ひどく窮屈な気がする。いつかとてつもなく深い穴を掘って地底人に会いに行きたいと思い、いつか魔のバミューダ海域で行方不明になって何かを見たいと思い、いつかブラックホールに吸い込まれてみたいと思い、いつかUFOに連れ去られるのを心待ちにした子ども時代だった。リアルと紙一重の作られた現実に包まれるくらいなら、真顔で語られる素っ頓狂な与太話の方が今でもいい。
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# 立ち位置を考える
なんだか最近とっても眠い。早起き(7時半起床)のせいだろうか。ランチ後、強烈な睡魔に襲われ、帰りの電車の中でも立っていたのに2度ほどガクッと落ちた。落ちたといえば、FireFox3が会社のマックではいい感じで落ちるので(閲覧が佳境になると落ちる)、googleが出したアレを試してみようかと思う。と、リンクを張ったところでMacOSにはまだ対応してないようなので仕方ないや。

福田の「あなたとは違うんです」が、早速流行語大賞の呼び声も高くなっているという。たしかに福田がその言葉を吐いた直後の5分で「あなたとは違うんです」を10回は真似したね、あたしは。石井慧の「屁のつっぱり」も同じくらい言ったけど、衝撃でいえば、今思うと前者の勝ちか。朝日新聞の夕刊ではドキュメンタリー映画『選挙』で一躍(一部で)愛すべきキャラとなった“山さん”こと山内氏がコメントを求められていた。「あなたとは違うんです」の一言について書いていたから。久々に山さんのブログを読んだ。

その他、ここ数日、柳本浩市氏のブログに、例のナガオカ氏のデザイン物産展の話が出ていたのが心に引っ掛かっている。プロデュース(?)された山口のショップ「degree」の話の時もそう思ったんだけど、この人の地方に対する考え方にあたしは共感している。地方のデザインショップが東京のものや東京を意識したものにすることが本当にいいのか、と思う。柳本氏も“上から目線”という言葉を使っているが、その土地の良さを生かして欲しいと思っている。よくいえば、観光目線なのかなあ。あたしは端っこといえども、生まれてからほぼ東京しか知らないので、そのあたりのバランスは東京に移り住んで来た人に聞くといいのかな。だいたい日本のことを「東京」、東京のことを「千住」と言い間違えるほど、狭い世間で生きてる人間なのだ。あたしは。

以前、ある人に共感をおぼえ、それを伝えたところ「タコさんはタコさんの立ち位置で、一緒にやっていきましょう(だったか、応援してください、だったか)」というようなことを言われたのだが、うまく言えないけど、この「自分の立ち位置から」という意識は大事なのではないかと思う。フラットに繋がっていくというかねえ。何だかんだ言っても、いまだに東京とか都会とかが川の上流なのかもしれないけど、そんなことをしていたら地方はますます摩耗し疲弊するだろう。今までの東京を追う動きとは別の動きは、年々輪郭を増してきている。そういうのを見ては「いいね」なんて言っちゃう自分の“上から目線”ぶりにまた反省するのだが、こりゃもうしょうがない…のか?あたしはあたしの立ち位置から感覚を開いて、いろんなことをちゃんと見ることが一番大事だと思っている。
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# 雑記080122
■林檎力本のキーボードの溝を掃除したり、キーを1つずつ拭いていたら、午前2時を回っている。なんと不毛な。OLを対象とした某女性誌の読者の話。仕事が終わって帰宅してから寝るまでの平均時間は7時間らしい。そして、ほとんどの人間が、その7時間をどう使っていいのかわからないらしいのだ。幸せだなあ。無駄に生きろ。

■加藤博一氏が亡くなった。56歳。自分の時代の終焉を感じた。スーパーカートリオ時代が懐かしい。母親が「テレビに高木豊が出てたけど、涙ぐんでたみたいよ」というので「屋敷は?若菜は?ポンセは?」と聞いたのだが「知らない、高木豊しか出てなかった」としか答えてくれず、話が膨らまない。しばらく「ポポポポーンセ」と歌っていたが、あたしは当時カープファンだった。津田恒美はとうに亡くなっているのだ。

■もうじきアフリカに旅立つ友人が「アフリカでは雑巾の匂いのする物体に肉汁をかけたような料理を食べるのだ」と言っていた。その雑巾は生温かいらしい(友人もアフリカは未踏なので、定かではないが)。未知なのに確かな不味さという揺るぎなさに、そこはかとなく憧憬する。

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# ニュースにおけるネズミ型帽子着用率
あまりにも無垢な心の持ち主には、ヘドロなような黒い塊をもった人がへへへへへ……と、すり寄ってくることがあるという。だからかどうか知らないが、あたしの周囲の人間で、昨日のTDLの事故や本日のパレード中止のニュースににんまりした人は少なくないだろう。TDLの開業以来、3回くらい行ったことがあるがたいへんよくできていると思う。しかし、やっぱり耐えられない。

中でももっとも嘔吐をおぼえるのは「イッツ・ア・スモールワールド」という世界各国の子どもを模した人形がいっぱいいるアトラクションで、舟だかなんだか忘れたけど、乗り物にのって五大陸・世界各国の子どもたちに会わされるヤツだ。各国衣裳に身を包んだ子どもたち(生きてない)は、目をまん丸く見開いて、キチガイのようにテーマ曲である「イッツ・ア・スモールワールド」を歌っている、たしか。せ〜かい〜はひ〜とつ〜♪と大声で歌い続けている。だから、なんじゃい!ひっこめ!死ね!と、今だから言えるが、実際にそこに行った時は、こちらまでその子らのように目をひんむき張り付いた笑みを浮かべるのがやっとだった。発狂しそうになるのを堪え、命からがら建物の外に這い出すのだが、また外を歩けばネズミやら犬やらが二本足で陽気に闊歩。そこにネズミ型の帽子をかぶった薄っぺらな老若男女が、何やらネズミに媚びているざまと言ったらひどい。そして、ああ、と嘆息する我が脳内には先ほどのテーマ曲がわんわん鳴り響いている。遠い昔のことなのに、こう思い出しているだけで、この世のものとは思えない映像が浮かびあがってくる。デフォルメされた記憶なのかわからないが、悪夢だ。

そう。ネズミーランドのパレード中止に憤る来園者の映像をニュースで見ていたら、つい思い出してしまったのだ。憤り残念がるインタビュー対象者のネズミ型帽子着用率は66.66666……%。まあ、そういうコアファンを選んでインタビューしたのであろう。あたしが取材者でもそうする。ニセネズミに好意的に考えると、パレード中止時の入園料は半額にしてやってもいいだろうとも思う。昨年話題になった中国のニセネズミーランドはすごかった。あれがすごいところは、あそこまでやる目的に“揶揄”というのが一切ないことだ。やっぱり敵わないなあと思った。ここまで読んで気分を害したTDLファンがいたら、深くお詫び申し上げるが、単に生理的に嫌いだというだけで、それ以上でも以下でもない。が、ホントはもっと言えるぞ。

と、書きながら仮想のことを今ぼんやりと考えている。年末に、いつのまにか文庫本になっていた茂木健一郎の「脳と仮想」をまた買ってしまい、今読んでいるのだ。すでに忘れているので、新鮮におもしろい。しかし、単行本のときにはサラリと読んで見逃していた重要事項に今さら気づいた。本の最初の方の小林秀雄の講演の口調を説明するくだりで、茂木はこう書いていた。「語り口が志ん生だった」。この一文、文庫本になって加筆されたものなのだろうか?あたしへのアピールなんだろうか?いや、違うだろうけど。

前回読んだときも小林秀雄の講演を聞いてみたいと思ったはずなのだが、今回、「語り口が志ん生」とか言われてしまっては、じっとしておれん。しかし、買うとけっこう高いので、昨晩必死でネットで探した。が、そんなもんは落ちてない。仕方ないので腹いせに(日本語間違ってますが)茂木健一郎の講演の音源を大量にダウンロードした。まだ全く聞いてない。で、代わりに何を聞いているのかと言えば、本家・古今亭志ん生である。この選択、「小林秀雄は小林秀雄であって、志ん生ではない」という本質的な答えに辿り着いたようでもあり、単に脇道に逸れただけともいえる。今はまだ、後者であると思いたい。
| comments(10) | trackbacks(0) | 22:47 | category: 雑記 |
# ゲルマニウムの夢
今回の大掃除では80冊程度の雑誌を捨てたのに、まだその3倍の雑誌がある。どうしたものか。というかよく狭い部屋に収納できていたものだ。書籍は1日1冊読んでも365冊しか減らないわけで(読んでないままの本も多い)、でも新刊をまた買うだろうからどうしたらよいのだろう。取っておいても無駄なので、いろいろ捨てたい。

そんな捨てたいものの中に、以前、マツキヨで衝動買いしたものの、やっぱりインチキ臭いよなあとほっぽっていた「ゲルマニウム樹液シート」があった。試さずに捨てるのもなんだなあと貧乏性が顔を出す。足裏に貼るとゲルマニウム効果で老廃物をデトックス、樹液のパワーで吸引するという何だかイメージできるようなできないような代物だ。固定テープを使って吸水シートを足裏に貼ると、白かったシートが老廃物を吸い込んで茶色のドロドロに変わるっていうのだ。以前、Nちゃんが妙に強力なゲルマニウム足湯を試したところ、お湯がものすごい茶色に変色したという。「タバコ吸うから茶色の濃度がすごいのかなあ」との呟きが妙に頭に残っていた。箱の注意書きにあった「布団等を汚さないように注意してください」という一言にもそそられる。どんだけドロドロが出るんだ?

で、昨晩の風呂上がり、足裏に貼ってみた。ヒンヤリした感じの後、じんわりとポカポカしてきたように思う。そのまま寝る。今朝起きて足裏からシートを剥がすと、茶色に変色していた。残念ながら、布団を汚すほどは出なかった。気のせいかいつもより足や肩など体が軽いような気がするが、気のせいかも。足の裏からの水分で変色しただけのような気もするし、イマイチ効果がつかめない。あと3セットあるので早く使い切ってゴミにしようと思う。

ちなみに昨晩見た初夢のひとつは“樹液シートをはがしでも全く変色してなくて落胆する”というものだった。なんて自分は想像力が低いのだ!とまた落胆。
| comments(2) | trackbacks(0) | 11:19 | category: 雑記 |
# あけましておめでとうございます
初夢は今朝見た夢なのか今夜見る夢なのか。
昨日はうっかり携帯を握ったまま寝てしまったのだが、
落ちる寸前に「ああ、富士の夢見そうだなあ」と思った。
なぜなら昨年の三大イベントに富士登山が入るから。

しかし「一富士、二鷹、三茄子」のいずれの夢も初夢では見たことがなく、「四扇、五多波姑(たばこ)、六座頭」なんてのも見たことがない。

今朝見た夢も知り合い関係がまったく出て来ない俺様が主役の冒険談。
それもスケールが小さく、国内のどこかの小さな町へ行き、
そこに住む人々と語らったり移動したりしているだけだった。
今夜の夢こそは「よっしゃー!」と翌朝ガッツポーズするものであって欲しい。
鷹に乗って富士山の頂上に運ばれ、まずは記念にタバコを一服。
揚げ茄子で酒を飲んでいるところに「マッサージはいかがですか?」との誘い。
座頭に背中から腰のコリをほぐしてもらっている間、
美女が大きな扇であおいでくれていた。極楽極楽。
みたいな。

話は変わるけど、先ほどflickrを見ていたら(ごくたまに見る)、
morioさんのとこkikuさんのとこに同じ方からのコメントがあった。
その方のブログを拝見したらリンク先にayanologまであった。おおおお!そうだったのか!と呟きながら、実は何も判ってない。

ここを通じて接点のある、まだリアルでお会いしてないはずの人と
実はどこかで会っているなんてことがあるのかもしれないなあ。
どこかですれ違うこともあるのかもしれない。

2007年内にエントリー1000を越えたらここを止めようと思っていたのだが、足踏み状態のまま年を越した。
他人にとってはどうでもいい話ばかりダラダラ書いて
混沌は混沌のまま曝け出し
自分がグラグラ定まらないことに苛立ちながら書き
勢いでアップしては自己嫌悪に陥る。
タコのようにぐにゃぐにゃし
8本足をもてあまし、足を絡めてスッ転んで
地べたを這いつくばったり強引に泳いだり
時には短気を起こしてタコ壺にひきこもる。
書こうと書くまいと状況は変わらないのだが、
書くことでちょっとだけ混沌が解消されるような気がする
その解消はホントに“解消”なのか?違うと思う。
単に落書きなのだ。それだけ。落書き病。

もう大層みっともないったらありゃしないのだが
あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願い致します。
タコ壺の中より、みなさまのご多幸をお祈り申し上げます。
| comments(5) | trackbacks(0) | 11:32 | category: 雑記 |
# 早々に叶えられた昨年の夢
あけましておめでとうございます。

自分がボーッと見ているものとハッキリ見ているものがある。見たつもりがなくてもボーッと見ているもののことは後から意外にはっきり覚えているものだ。例えば誰かの指先だったり、誰かが持っていた紙袋だったり。あ、○○の紙袋!と認識してるつもりはないのに、そういえばあの人、○○の紙袋を持っていたよなあとかひょんな時にふと思う。警察でモンタージュ写真を作るときは、本人が認識していないけど脳に記憶されているその情報を、うまく引き出すプロがいるそうだ。一方で見ているつもりで見てないつもりのものもいっぱいあるのだが。

今回の話はどちらでもなく、年末思わず目に留まったものの話。仕事納めのその日、赤坂某所で信号待ちをしている最中、左斜め前に鎌倉・豊島屋の紙袋を提げたおじさんがいた。鳩サブレである。きっとお得意先にでも置いてくるのだろう。そのどこにでもいそうな丸みを帯びたおじさんの風貌と黄色い紙袋は、冬の空にとっても似合っていた。いいなあ、と感じた瞬間に、そのいいなあという気持ちは黄色い紙袋の中身に移っていった。無性に鳩サブレを齧りたくなった。例えばその商品のあるシーンをこしらえて商品をより魅惑的に見せるのが広告の役割のひとつだとしたら、その情景は広告的にあたしに刺さったみたいなもんかも。とにかく2007年にやり残したこと(膨大にある)に、「鳩サブレを食べ逃した」という項目がひとつ加わった。

年が明けて今日。元旦から営業しているスーパーに出向き、昨日買い損ねたものを買いに行った。店内を歩きながら、何かがふと目に入り、それを自分が追っていることに気づいた。気づいてよく見ると、それは見知らぬ人が持っていた黄色い紙袋。目を凝らしてみるまでもなく、豊島屋の紙袋ではない黄色い紙袋。それなのに、一昨日のことがあったから、知らず知らず目で追っていたのだろう。自分の浅ましさに脱力しながら家に帰った。

そして元旦の夕方に弟夫婦がやってきたのだが、嫁が「お年賀に」とくれたのは、奇しくも鳩サブレだった!正直、鳩サブレをいただいて、これほど嬉しかったことはない。弟が焼いたというジンジャークッキーも食べた。本を見ながら作ったらしいが、なかなか美味しかった。でも、鳩サブレはまだ食べてない。食べるのが勿体ないような。昨年から抱えていた夢が今年入って早々と叶ってしまったのがうれしいような。アホだ。

夜はRくんが来た。両親と弟夫婦とあたしと6人ですき焼きを食べた。Rくんは元々弟の同級生なのだが、弟がいない場で、あたしの友人たちともスッと馴染む。自己主張するでなくスッと馴染む。優れたところがいっぱいある人だが、いつもすごいなあと思う。こうしてゲストが来るのもいいもんだ。元旦にして三日分の食料を腹に溜め込んだ気がしないでもないが、いつもとほんのちょっとだけ違う元旦を楽しんだ。
| comments(2) | trackbacks(0) | 00:28 | category: 雑記 |
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